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ネイキッドの王様って感じの雰囲気がたまらない! KTM『390 DUKE』に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜

バイクのニュース / 2024年10月8日 12時10分

毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。2024年新型が導入されたKTM 390 DUKEに試乗するよ! KTMのDUKEシリーズは、日本でも男女ともに人気が非常に高く注目の車種のバイク。普通二輪免許で乗ることのできる390 DUKEの魅力に迫っていくよ!

■KTMの看板機種のDUKEとは?

 皆さんこんにちは、高梨はづきです!

 今回は、フルモデルチェンジして登場したKTM『390 DUKE(390デューク)』の試乗記をお届けしていくよ!

KTM 390 DUKをじっくりとみていこう!KTM 390 DUKをじっくりとみていこう!

 オーストリアのメーカーであるKTMだけど、そのラインナップで日本でも男女ともに人気の高いDUKEシリーズ。今年でなんと30周年を迎えるんだって(オメデトー!)。街中でもよく見かけるようになって、そのたび、デザイン性の良さに目を奪われてしまうのがKTMのバイクなんだよね。

 さて、前回は250 DUKEをお届けしたんだけど(過去コラムから探してみてね)、今回は390 DUKEの方をみていこう!

■まずは、見た目から!

 旧モデルと比べて、横から見た時の各パーツ間の隙間が無くなり、デザインがキュッと? モリッと? 中心に集まって、かなりかっこよくなってるよね!

KTMらしいカラーリングの中でも、いちばん印象的なのはシートの色までオレンジ色ってところKTMらしいカラーリングの中でも、いちばん印象的なのはシートの色までオレンジ色ってところ

 KTMのコーポレートカラーであるビビットなオレンジが、フロント周りをはじめ、フレームやホイールなどにたくさんあしらわれていて特徴的。その中でも、いちばん印象的なのはシートの色までオレンジ色ってところかな!

 多くのバイクはライダーの乗り降りを考えてか、黒やグレー、茶色を選択すると思うんだけど、純正シートがオレンジなのは、なかなか珍しい…というか初めてみたかもしれない! 全体的にかなり派手な見た目がグッとくるね!

 DUKE 390のカラー展開はアトランティック・ブルーとエレクトロニック・オレンジの2展開となっているよ。KTMといったらこの色だよねってイメージが、エレクトロニックオレンジにわかりやすく出ていてグッとくるね。

 前モデルからの目立った変更点としては、ライディングシートとパッセンジャーシートがだいぶ平坦な部分の面積が増えたこと。それと、リヤサスペンションが中央から右寄りになっているのにも気がつくよね。

WP製APEXリアサスペンションを車体右寄りに配置した事で、新DUKEシリーズのアイコンになっていきそうな勢いでかっこいいWP製APEXリアサスペンションを車体右寄りに配置した事で、新DUKEシリーズのアイコンになっていきそうな勢いでかっこいい

 250 DUKEの試乗記でも触れたんだけど、このリヤサスの斬新な配置、新DUKEシリーズのアイコンになっていきそうな勢いでかっこいい。

 見た目だけじゃなくって、この配置を採用することで、車高が830mmから10mm低い820mmになり、タンクの容量13.4Lから15Lへ増やすことに成功しているんだって…。そのおかげで、一回の給油で400kmも走れちゃうんだとか!? シートがフラットによったことで荷物の積載も楽そうだし、これならどこだって行けちゃうんじゃない?

■では、またがってみるよ!

 車重は165kgと、またがった状態からでも車体を起こしやすく、非力な女性にも安心だよ。どんなシーンでも扱いきれるバイクが第一条件なので、これはうれしい。実は390DUKEと250DUKEは同じ車重。排気量が違うのに、重さは同じなんて不思議だなぁ。

シート高820mm、身長158cmのわたしが跨ると、ライディング用の厚底ブーツを履くことで難なくクリアできるシート高になったシート高820mm、身長158cmのわたしが跨ると、ライディング用の厚底ブーツを履くことで難なくクリアできるシート高になった

 気になる足付きは、わたしの身長(158cm)でこの通り。バイク初心者や低身長のひとでも、ライディング用の厚底ブーツを履くことで難なくクリアできるシート高になったよ。これもリヤサスの位置変更のおかげだと思うと、なおさらこの主張してくるリヤサスに愛着が湧くね。

 足をすっと下ろした時にステップが邪魔にならないのもいいね。シートやタンクにくびれができているから、またがったとき、前側にグッと座ればタンクにフィットしてくれる。走行中のニーグリップも楽そうな感じ。この恩恵で、ハンドルまでの距離もちょうどよく、腕や肩が張らない楽な位置に持ってこれるからね。乗車姿勢がキツくならないのは、ロングツーリングにも役立ってくれそう。

一新されたフルカラーの5インチ接着ガラスTFTダッシュボードを採用一新されたフルカラーの5インチ接着ガラスTFTダッシュボードを採用

 キーを回してみると、スマートフォンと連携できる5インチのカラーTFT液晶が立ち上がり、「30years of DUKE」という文字がかっこよく浮かび上がった。ひゅ〜! かっこいい〜〜〜。その後、通常のメーターに切り替わるんだけどその瞬間もまたかっこいい!

30周年という節目に出たモデルとしての意気込みが伝わってくるなぁ。ちなみに250 DUKEは白黒液晶なので、このあたりに排気量以外の差別化を感じるね。

■いざ走ってゆく!

 この直前に250 DUKEに試乗したこともあって、走り出しは、なおさら余裕を感じられたよ。マフラー音は高くも低くもない、ほどよい中低音。エンジンを回して少しずつギヤをあげていくと、地に足をつけたような力強さと伸びの良さもあって、良いバイクだなぁと感心。何よりも、気軽に走行できることがいいね。

コーナリング時は走りたいラインに対して、ハンドルがブレることもなく、走行ができるコーナリング時は走りたいラインに対して、ハンドルがブレることもなく、走行ができる

 コーナリング時には、自分が走りたいラインに対して、キビキビというより、すすすーっとはめることができる。ハンドルが変にブレることもないしで、上々の乗り心地!

 公式HPで、390 DUKEにつけられたサブタイトルが「THE CORNER ROCKET」なんだけど、その名の通り、きっと足回りに力を入れていて自信があるはずだからトロトロゆっくり走るにはもったいない!なので、わたしなりに荒々しく乗り回してみたよ!

ストレートでアクセルを開ければ、体が置いていかれるくらい前に突き抜けてくれるストレートでアクセルを開ければ、体が置いていかれるくらい前に突き抜けてくれる

 まずはストレート走行を一気に加速してみたよ。低速走行から回転数を上げていくとスパーーーンと体が置いていかれるくらい前に突き抜けてくれた。調べてみると、ローンチコントロール(スタートダッシュが強い機能)が装備されているというではないか。軽い気持ちで思いっきり捻ると焦るからしっかり握らないとね!(笑)

 400ccクラスはもう少しで大型クラスに仲間入りという貫禄があるはずなんだけど、軽く荒くスポーティに扱えることに若々しいバイクな印象を持ったよ。

カーブや坂道などではニーグリップしやすいおかげで力を入れやすく操作しやすいカーブや坂道などではニーグリップしやすいおかげで力を入れやすく操作しやすい

 気のなる点としては、走行中のボンボン跳ねる振動はシートのせいかな。それ以外は、カーブや坂道などではニーグリップしやすいおかげで力を入れやすく操作しやすかったんだけど、ずっと乗っていると250には感じられなかった少し手足がジリジリ痺れる感覚があったかな。ちょっと気になるくらいだけどね。

 あとは、クラッチの切れる位置が、標準だとレバーのハンドル側ではなく指先側でギリギリで繋がるから、その感覚に慣れるまでちょっぴり練習が必要かもしれない。試乗機だったからいじれなかったけど、これは調整すればいいだけなので、購入した人は好みのポジションを探してみてね。

左側にある4ウェイ・メニュー・スイッチでライドモードを含む様々な設定が選択可能左側にある4ウェイ・メニュー・スイッチでライドモードを含む様々な設定が選択可能

 390 DUKEはハイスペックな装備満載なんだけど、どんな道にも適応してくれるライドモード(ストリート/レイン/トラック)の選択が可能になったよ。なんか機能てんこ盛りになってて、KTMの進化が止まらないね。メーターが大きいから、手元のボタンと合わせてわかりやすい操作が可能だよ。

 それから標準装備でUSBポートも付いているのに驚いた! いまやスマホナビはほとんどの人がマウントをつけてると思うから、スマホの充電がなくならなくて済むし、バッテリーを持ち歩かなくてもいいので便利だね!

新型のDUKEシリーズ、特に390がオススメ新型のDUKEシリーズ、特に390がオススメ

 欲しい機能がたくさん入って高級感たっぷりに進化した390 DUKE。わたしは、旧モデルのデザインより断然新型の方がかっこよく思う! ネイキッドの王様って感じの雰囲気がたまらないよね。
KTM検討している方、新型のDUKEシリーズ、特に390はオススメします!

 …ということで本日はここまで!
 また8の付く日にお会いしましょう〜♪

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