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ソル・ギョング&ソ・イングクら豪華共演、韓国社会派サスペンス『罪深き少年たち』6月公開

cinemacafe.net / 2024年3月6日 16時0分

ソル・ギョング主演、ソ・イングクら豪華共演で贈る衝撃の実録サスペンス『少年たち』(原題)の邦題が『罪深き少年たち』に決定し、6月7日(金)に公開。併せてポスタービジュアルと特報映像が解禁となった。


1999年、全羅北道の「ナラスーパー」という小さな商店に3人組の強盗が侵入し、寝ていた70代女性を殺害した後、現金などを盗んだ「参礼(サムレ)ナラスーパー事件」を基に、濡れ衣を着せられた少年たちの無実の罪を晴らそうと、1人の刑事が警察と検察の闇を炙り出すべく奮闘する姿を骨太に描く本作。


これまで、2007年に起きた実在の殺人未遂事件「クロスボウ事件」に基づく映画『折れた矢』(12)で韓国のアカデミー賞と称される青龍映画賞監督賞を受賞したほか、韓国最大の金融スキャンダルともいわれる「ローンスターゲート事件」に基づく『権力に告ぐ』(19)が初登場No.1ヒットを記録した社会派監督のチョン・ジヨンが監督を務めた。


主演を務めるのは、『ペパーミント・キャンディー』から『殺人者の記憶法』などまで、韓国映画界を代表するベテラン俳優ソル・ギョング。これまで幾度も韓国国内の映画賞に輝いてきた彼は本作でも味わい深い演技により作品に確かな説得力を与えている。


さらに、「還魂」「悪霊狩猟団:カウンターズ」のユ・ジュンサンや「イカゲーム」のホ・ソンテ、「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」などTVシリーズに映画に大活躍のヨム・ヘラン、「浪漫ドクターキム・サブ」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のチン・ギョン。


「もうすぐ死にます」や『オオカミ狩り』をはじめジャンル不問の完璧な熱演で作品毎にファンをとりこにするソ・イングクら韓国映画界を代表する実力派たちが脇を固めており、韓国映画ファンの垂涎の実話サスペンスのジャンルに、新たな傑作が誕生した。


今回到着したポスタービジュアルでは、手元を固く縛られた少年たちが連行されている様子と、彼らの無実を証明しようとするファン刑事(ソル・ギョング)のアップが描かれている。


少年たちの足取りは重く精神的に深刻なダメージを受けていることが予想される一方、ファン刑事の険しい表情からは彼らを何とか救おうとする覚悟と、捜査の難航による焦燥感のようなものが伝わってくる。


そして下部には、不敵な笑みを浮かべる者や思いつめた表情をしている者など、事件を取り巻く登場人物たちが数多く描かれている。彼らの様々な思惑が立ち込める中、ファン刑事はキャッチコピーにもある“消えた真実”を捜し出すことができるのだろうか?


“狂犬”とも呼ばれるファン刑事の活躍と、彼に立ちはだかるであろう試練に期待の高まるポスターとなっている。


そして併せて解禁となる特報では、事件の真犯人に関する情報が寄せられたことをきっかけにファンが再調査を開始し、やがて警察組織への疑念を膨らませていく様子がスリリングに描かれている。


泣きながら取り調べを受ける少年たちの悲痛な姿が印象的で、この事件がいかに卑劣に捻じ曲げられたものかは想像に難くないだろう。そして中盤以降「全警察官と戦争でも起こすつもりか」というセリフを浴びせられたファンが悔しげにうなだれる様子も映し出されることから、捜査そのものだけでなく警察内部の政治にも苦しめられていくことが映し出されている。


なお、3月8日(金)より全国の劇場で販売されるムビチケカードには、先着の購入特典として「特製ポストカードセット」が付くことが決定。絵柄は本国版ポスタービジュアルに加え、重苦しい雰囲気が伝わるソ・イングク演じるジェソクを切り取ったカットの2種となっている。


『罪深き少年たち』は6月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。


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