『マッドマックス：フュリオサ』新イモータン・ジョー役が判明 故ヒュー・キース＝バーンさんから受け継ぐ

　映画『マッドマックス』シリーズ最新作『マッドマックス：フュリオサ』（5月24日全米公開）で、故ヒュー・キース＝バーンさんの後を継ぐ新イモータン・ジョー役が、オーストラリア出身の俳優ラッキー・ヒュームさんであることが判明した。ラッキーさんが英Empire誌のインタビューで出演秘話を語った。

　イモータン・ジョーは、『マッドマックス　怒りのデス・ロード』（2015）に登場した荒野の支配者。ヒューさんは『マッドマックス』1作目で暴走族のリーダー・トーカッター役を務めた後、イモータン・ジョー役でシリーズ復帰を果たしたが、2020年に73歳でこの世を去った。

　新たにイモータン・ジョーを演じるラッキーさんは、本作のメガホンを取ったジョージ・ミラー監督と映画『アラビアンナイト　三千年の願い』（2022）でタッグを組むなど親交が深い。もともと本作には、ギャング集団の一人リッズデール・ペール役で出演予定だったが、ミラー監督がイモータン・ジョーのボディダブルを探していると知り、同役に名乗りをあげた。

　「誰かがこの偉大な男をたたえないといけない。私ならできると思った」とラッキーさん。イモータン・ジョーを演じることは、撮影がスタートしてから決まったという。

　『マッドマックス：フュリオサ』は、『怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンさんが演じた女戦士フュリオサの若かりし頃を描く作品。フュリオサ役はドラマ「クイーンズ・ギャンビット」などのアニャ・テイラー＝ジョイさんが務め、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースさんが、バイカー軍団を率いるウォーロード・ディメンタス将軍を演じる。（編集部・倉本拓弥）