トヨタbB新車情報・購入ガイド 異例の長寿モデル、一部変更で安全装備が向上【ニュース・トピックス:トヨタ】

CORISM / 2014年8月31日 8時24分

トヨタbB

装備は豪華になったのだが、やや高めの価格設定が選びにくさをアップしている

 トヨタ は、個性派のコンパクトカー bB を一部改良し、9月1日から発売を開始する。

 現行トヨタbBは、2005年にデビューした2代目だ。発売直前の東京モーターショー でbBコンセプトとして登場。クルマ型のミュージックプレーヤーとして話題となった。そうした演出もあり、デビュー直後の販売は好調。しかし、個性派ゆえに徐々に販売台数は下降。現在では3桁台というトヨタ車としては、非常に少ない販売台数となっている。

 2008年にマイナーチェンジをして以降、一部改良や特別仕様車の追加などがあるくらいで、ほぼ放置されている。メインとなる1.5Lエンジンも3SZ-VE型と一世代以上古いタイプが使われ、CVTではなく4ATで、燃費は14.6㎞/L。対して、やや全長が大きく車重も重いラクティスの1.5L車は19.0㎞/Lという低燃費を誇る。bBは、価格も高めなので、よほどこのデザインが好きというのでなければ選びにくいモデルになってしまっている。すでに、bBはデビューして10年目になるという異例の長寿モデルだ。

 今回の改良では、横滑り防止装置(VSC)やディスチャージヘッドランプ&LEDクリアランスランプが全車に標準装備された。横滑り防止装置は、法律で義務化されているので、ギリギリになっての対応ということになる。つまり、10年目のモデルであるbBは、まだまだ現役として売られるということだ。

 ディスチャージヘッドランプ&LEDクリアランスランプは、安全性はもちろん、個性派bBにピッタリなアイテム。キラキラ感があふれ、もともとクラスレスなイメージが強いbBの魅力を一段とアップさせる装備と言える。

 また、エクステリアでは、「S」、「Z」には15インチアルミホイールを設定。S“煌(きらめき)”、Z“煌”には、メッキ調サイドモールテープを採用したほか、紫外線と赤外線をカットするスーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラスを標準装備。室内の快適性が向上している。さらに、「Z」、Z“煌”には、キーフリーシステム(オプション)を採用。使い勝手を高めた。

 煌シリーズは高価なグレードということもあり、差別化するためにS“煌”、Z“煌”には、外板色として、新色ムースピンクパール(オプション)を設定。より存在感を高めた設定になっている。

■損しない新車購入コツは、まず愛車の本当の価格を知ることから!■

 さて、トヨタbBだが、多くの装備が標準装備となったことから、価格もアップした。ザックリだが、装備アップ分相応の価格アップといった印象で、お買い得感は無い。最上級グレードのZ“煌”の価格が、なんと1,939,091円となっている。この価格は、同じ1.5Lのラクティスの最上級グレードより高価で、ハイブリッド であるアクア の上級グレード「G」よりも高い。

 多くのクルマのモデルチェンジサイクルは、6~8年というパターンが多い。この期間の中で、投資が回収できるように仕組まれているのが普通だ。そう考えると、多少装備差はあるにせよ、10年目のモデルがこの価格というのは・・・。逆に安くなってもいいくらいだろう。

 そんなこともあり、トヨタbBの選び方は、どうしてもこのスタイルが好き! と、言う人に限られてくる。今回の改良で、随分装備が良くなった。そういう意味では、Zグレードという選択も悪くはない。ただ、11スピーカーや独自の外観をもつ煌シリーズは満足度が高い。ただし、20万円以上の価格差をどう判断するのかがポイントとなる。

 どちらにせよ、10年目のクルマということもあり、大幅値引きが購入の前提だ。フィットノートデミオ などのコンパクトカー と競合させることが基本。商談時には、燃費性能やエコカー減税の有無などを引き合いにしてみるといいだろう。

トヨタbB価格

■トヨタbB価格
・S 1,605,273円
 “煌” 1,840,909円
・Z 1,703,455円
 “煌” 1,939,091円

CORISM(コリズム)

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