マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)新車情報・購入ガイド 新型デミオに早くもセダンが登場! 日本マーケット投入もあり!? タイショーでマツダ2セダン世界初公開!【ニュース・トピックス:マツダ】
CORISM / 2014年12月1日 14時14分
流麗なルーフラインをもつスポーティセダンが、新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)
マツダ は、「タイ国際モーターエキスポ2014」で新型「マツダ デミオセダン (タイ名:Mazda2セダン)」を世界初公開する。
新型マツダ2セダンは、デミオのセダン バージョン。デミオのもつスタイリッシュなデザインをベースに、後端部分をハイデッキスタイルのセダンとしている。特徴的なのはルーフライン。セダンの場合、リヤシートの居住性を高めるために、ルーフは後端部でも高めに保たれ、Cピラーは立てたデザインになるのが一般的だ。ところが、新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)は、Bピラー付近から、Cピラーにかけてイッキに傾斜させたルーフラインをもつ。5ドアハッチバック のデミオよりも急傾斜になっているように見えるのが特徴だ。ひとクラス上のアクセラ セダンもそういったシルエットをもっていて、新型デミオセダンは、クーペのようなルーフラインをもつスポーティなデザインになっている。
新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)に搭載されるパワーユニットは、新開発の小排気量クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」 。
タイで販売されている多くの国産車がガソリンエンジンを使っている中、マツダがコストの高いクリーンディーゼルエンジンの販売を行うには理由がある。今まで、タイ国内のエコカー減税の恩恵で多くの日本車がガソリン車の高い燃費性能で販売台数を伸ばしてきた。しかし、欧州メーカー勢からみれば、好ましくない状況。そこで、欧州勢はタイのエコカー減税の仕組みを変えるようなロビー活動行い、CO2の排出連動制を導入するように提案していた。それは、CO2の排出量に有利なクリーンディーゼルを得意とする欧州メーカーが優位に立てるルール変更だ。
こうしたことを踏まえ、マツダは新型デミオに搭載た小排気量クリーンディーゼルを武器にタイマーケットを攻略する戦略ではないかと予想できる。 新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)は、タイのエコカー優遇制度(第2期)に認定。この制度は、低燃費・低公害の小型車(ガソリンエンジン1.3L、ディーゼルエンジン1.5Lまで)に優遇税制が適用される。欧州の排気ガス規制「EURO5」に適合しており、燃料4.3リットルで走行距離100km以上の燃費、CO2排出量100g/km以下、等が適用条件となっている。認定を受けた車両には、新車物品税の軽減など優遇税制がある。
世界的にも例を見ないユニークなクリーンディーゼルエンジンなので、価格次第ではタイマーケットで爆発的な人気を得る可能性もある。また、新型デミオがハッチバックではなく、デミオセダンとなった理由は、アジアの新興国の多くはセダン人気が高いためだ。そんな期待の新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)は、タイで2015年初頭に販売を予定している。
日本導入にも期待! コンパクトハイブリッドセダンに対抗できるコンパクトクリーンディーゼルセダンが新型マツダ デミオセダンだ!
さて、タイでも販売が注目される新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)。気になるのは、日本への導入だ。
すでに、タイでは先代のデミオセダンが販売されていたのだが、日本へは導入されていなかった。そうした経緯を考えると、今回の新型マツダ デミオセダン(マツダ2セダン)の日本導入も見送られる可能性が高いかもしれない。
ただし、日本の国内マーケットも様子が変化している。2015年度は小型セダン回帰ともいわれており、各社こうしたコンパクトセダンに対して積極的な姿勢をみせているからだ。まず、トヨタ はカローラ ハイブリッド が好調。日産 は、すでにタイからラティオ を導入。ホンダは新型グレイス を投入する。こうしたコンパクト セダンは、販売台数こそ多くないが中・大型セダンからのダウンサイザーの受け皿となるため重要な車種だという。
マツダの場合、コンパクトセダン顧客がほとんどいないため、保有台数を維持するという役割はあまりないかもしれない。ただし、多くのコンパクトセダンが話題になり始めれば、ひとつの選択肢として注目されることは確実。
とくに、マツダの場合、トヨタとホンダには無い小排気量クリーンディーゼル がある。このユニークさは武器だ。ハッチバックのデミオに、SUV のCX-3 、デミオセダンとコンパクトセグメントを面で押さえることができる。新型デミオセダンを投入することで、顧客の選択肢を増やし、今までいなかった新規顧客層を誘引し販売台数増に貢献する可能性は高い。
そう考えると、新型マツダ デミオセダンの日本導入は極めて高いと予想した。仮に新型マツダ デミオセダンが発売されるとなると、装備が充実しているデミオXDツーリング程度の約200万円前後と予想してみた。燃費もセダン化されることで大きく燃費性能が落ちる心配もないので、新型マツダ デミオセダンセダンの燃費性能は、ハッチバックと同等の26.4㎞/Lと予想できる。
【関連記事】
- マツダ CX-3新車情報・購入ガイド 期待のコンパクトSUV新型マツダ CX-3世界初公開! 燃費や価格、発売時期を予想した!
- マツダ デミオ試乗記・評価 パワフルさはもちろん、ディーゼルなのに、振動をほとんど感じさせない完成度の高さが魅力的!
- 速報! 動画追加!4代目新型マツダ デミオ(DEMIO)新車情報・購入ガイド ハイブリッド車に大接近! 1.5Lクリーンディーゼルの燃費は30.0㎞/L! 新型デミオ ディーゼルの価格は1,782,000円から!
- 第35回2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーは、まれに見る大接戦の“バトル・オブ・DCi”をマツダ・デミオが制す!!(最終選考会・開票式レポート)
- 新型マツダ デミオ プロトタイプ試乗比較評価 重厚なディーゼル車、軽快なガソリン車。明確な個性で魅力倍増!? 後はデミオの価格次第?
- 新型マツダ デミオ プロトタイプ(クリーンディーゼル)試乗評価 ガソリン2.5L車並みの大トルク! デミオの燃費と価格は?
- マツダ デミオ プロトタイプ(ガソリン車)試乗評価 ディーゼルにはない軽快感ある走りが魅力!
- マツダ デミオ新車情報・試乗評価一覧
- マツダ新車情報・購入ガイド一覧
- マツダ新車試乗評価一覧
- コンパクトカー新車情報・購入ガイド一覧
- クリーンディーゼル車新車情報・試乗評価一覧
- セダン新車情報・試乗評価一覧
この記事に関連するニュース
-
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
くるまのニュース / 2024年4月22日 19時10分
-
マツダ新型「CX-3」発表! 約480万円グレードもある「コンパクトSUV」に驚きの声も!? 「サンルーフ」設定もアツイ尼の「新モデル」に反響集まる
くるまのニュース / 2024年4月22日 6時40分
-
マツダ新型「最大・最上級セダン」世界初公開へ!? “流麗”ボディ&横一文字ライトが見えた! 噂の新型「マツダ6」中国で近日発表か
くるまのニュース / 2024年4月17日 12時50分
-
「排気量それしかないの!?」大きいのに小さなエンジン搭載車、なぜ増えた? 税金安くてエコ、とも限らない?
乗りものニュース / 2024年4月14日 16時12分
-
【2024年】おすすめの国産・輸入ディーゼル車10選|メリット・デメリットも合わせて解説
MōTA / 2024年4月5日 18時30分
ランキング
-
1ねんきん定期便の見込額に注意!年金から天引きされる4つのお金を知っておこう
オールアバウト / 2024年4月25日 21時20分
-
2Z世代が選ぶ「ゴールデンウィークあるある」トップ10発表! - 「どこに行っても激混み」「結局家が落ち着く」「昼夜逆転」を抑えた1位は?
マイナビニュース / 2024年4月26日 16時27分
-
3お目当ては“ワケあり”商品……半額以下も! 購入客もナゼ? 安さの理由 物価高の家計助かる販売所へ『every.気になる!』
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 17時46分
-
4麻生氏のトランプ会談に透ける下心丸出しな“片思い”…前大統領にいたっては親友シンゾーの死を忘れた?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月26日 9時26分
-
5【SNSで話題】エアコン冷房「室外機に濡れタオル」で節電になるのか - ダイキンが検証結果を発表
マイナビニュース / 2024年4月25日 9時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください