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本場台湾で食べたい「豆花」4選 50年間味をまもり続ける名店も 数あるトッピングから何を選ぶ?

CREA WEB / 2024年3月7日 18時0分

 名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。「CREA」2024年春号の「行かなくちゃ、台湾」特集。その一部を抜粋し、掲載します。


 朝も昼も夜も。楽しいときも疲れたときも。台湾の人々の生活の傍らには、いつも豆花があります。

 どんなにお腹がいっぱいでも、つるんと食べられてしまうから、地元の人に交ざって、目指すは一日一豆花。


大きな木の下に出没する、夜の豆花屋さん

【公館】泰順街大樹下甜品攤(タイシュンジェダーシューシャーティェンピンタン)


汁豆花 35元。

 父から受け継いだ味を守るのは、2代目となる若い夫妻。

 おすすめの汁豆花(35元)は、ぷにゅんとなめらかな食感に、豆を焦がしたような香ばしい風味が特徴で、ショウガの効いた小豆のスープが、じんわり体を温める。

 頼めば5元で追加トッピングできる、ごま団子(芝蔴湯圓)も絶品。かつては台湾中で見られた古きよき台湾の夜の光景を、目に焼きつけたい。


夕方になると、大きな木の下にどこからともなく現れる荷車。小雨がぱらつく中、住宅街にポツンと佇む静かな屋台には、バイクや自転車で次々に人が集まり、あっという間に行列が……。

泰順街大樹下甜品攤

所在地 住台北市大安區泰順街11號
営業時間 15:30~22:30

大豆の濃厚な味わいを口いっぱいに感じる贅沢

【新生】雹仔豆花 新生(バオザイドウファー シンシェン)


3種のトッピング付き 70元。

 口に入れた瞬間、豆の風味がいっぱいに広がるのは、濃厚な豆乳をにがりを使って固めているから。

 木桶で蒸したきめ細かな豆花、どろっと溶けるまで煮たピーナッツの食感が、食す人を懐かしき台湾へ誘う。

 パートタイムで働く近所のお年寄りの、明るく気取らない接客も心地よい。


レトロな内装に映える磨石子の青いカウンターは、南投から職人を呼び寄せつくったもの。

雹仔豆花 新生

所在地 住台北市中正區臨沂街27巷9-4號
電話番号 0900-771-131
営業時間 11:30~21:00
Instagram @baozaibeancurd

最高の組み合わせを求めてトッピングの魔宮へ

【寧夏】豆花莊(ドウファーヂュアン)


豆花抜きでトッピングのみを楽しむ玄人も。湯圓豆花 50元。

 長年人気を誇る、寧夏夜市にあるブレない名店。魅力はなんと言っても、そのトッピングの豊富さだ。

 20種を超える手づくりのトッピングは、組み合わせ無限大。

 一口サイズの小さなごま団子や、もちもちの食感が癖になる台湾くずきり餅“粉粿”など、他ではなかなかお目にかかれないユニークな食材が並ぶ。


トッピングは各種10元~。

豆花莊

所在地 住台北市大同區寧夏路49號
電話番号 02-2550-6898
営業時間 10:00~25:00
定休日 無休

シンプルイズベストを体現するピーナッツ豆花

【東門】江記東門豆花(ヂャンジードンメンドウファー)


メニューはピーナッツ豆花(50元)の一品勝負。

 市場の豆花屋の朝は早い。夜中3時から弟さんがひとり豆花を仕込み、7時半からお姉さんが販売を担当。客は途切れることなく、13時過ぎには売り切れることも。

「父が店を始めた50年前から何も変えていない。特別なことはしていないけど、お客さんがおいしいって言ってくれるんですよね」

 どこまでもシンプル。だから毎日でも食べたい味。


50年間変わらぬ味。

江記東門豆花

所在地 住台北市中正區金山南路一段142巷5號
電話番号 0968-109-709
営業時間 7:30~15:00
定休日 月・木曜

※表紙と巻頭グラビアに登場したNICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい小籠包魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの「行かなくちゃ、台湾」特集は「CREA」2024年春号でお読みいただけます。

写真=衛藤キヨコ
コーディネート=青木由香

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