離乳食のおすすめ食材「納豆」!その魅力や上手な与え方のポイント
楽天レシピ デイリシャス / 2017年10月17日 7時0分
日本人にとって昔から身近な食材の納豆ですが、赤ちゃんの離乳食にも使うことができます。「においや粘り気が苦手そう・・」と思われるかもしれませんが、実は意外にも赤ちゃんに人気の食材なんです!
納豆が使えるのはいつから?
離乳食での納豆は、湯通ししてなめらかにすり潰せば初期から使うことができます。
納豆は大豆製品でアレルギーの心配があるため、初めはごく少量からにし、様子を見ながらゆっくり慣らすようにします。まずは、同じ大豆製品の中でも納豆より消化の良い“豆腐”に慣らし、それから与えていくのがおすすめです。
納豆は離乳食のおすすめ食材!その理由は?
納豆の魅力は、栄養価が高く、赤ちゃんの成長や健康維持に欠かせない栄養素をバランス良く含んでいることです!体を作るもととなるタンパク質、骨や歯の形成を助けるカルシウム、貧血を予防する鉄分、腸内環境を整えて便秘を予防する食物繊維など。離乳食に納豆を取り入れることで、手軽に栄養価がUPします。また、そのままでも食べられて調理も簡単、幅広いメニューに使いやすいことも納豆のおすすめポイントです。
離乳食に納豆を使うときのポイントは?
初期では、殺菌のため加熱(湯通し)してから与えましょう。中期以降の加熱は必須ではありませんが、湯通しすることで独特の粘り気やにおいも和らぎ、赤ちゃんも食べやすくなります。形状は、初期はすり潰し、中期は細かいみじん切り、後期は荒いみじん切りと離乳食の進み具合に合わせて変えていきます。刻む手間が省ける“ひきわり納豆”を使うのもおすすめです。付属のたれは塩分や添加物が多く使われているため、使用を控えましょう。
冷凍はできる?
納豆は、冷凍保存が可能です。1食分ずつラップなどで包み冷凍し、小分けでストックしておけば、解凍してすぐに使えるので便利ですね。スープや煮物などに使う場合は、凍ったまま鍋に入れて調理してもOKですよ。冷凍した納豆は1~2週間を目安に使い切るようにしましょう。
納豆を使った離乳食おすすめレシピ
納豆といえば、やっぱりご飯!おかゆにのせて定番の納豆ご飯や、軟飯と野菜と共に炒めて納豆チャーハンに。うどんや素麺、汁物や煮物の具にもおすすめです。また、ほうれん草などの野菜と和物にすれば、納豆の粘り気でとろみが付き野菜が食べやすくなります。後期以降は、ハンバーグの具材にしたり、潰したじゃが芋に混ぜておやきなど、手づかみ食べメニューにもおすすめですよ。
栄養価が高く、幅広いメニューに使える納豆は、まさに離乳食のお助け食材!ぜひ取り入れてみてくださいね。
(テキスト: 管理栄養士 板垣 好恵)
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