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【東京薬科大学】一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(BCRET)との連携協定締結について

Digital PR Platform / 2024年3月8日 14時5分



一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(代表理事:豊島聰、本部:兵庫県神戸市、以下「BCRET」)と東京薬科大学(学長:三巻祥浩、所在地:東京都八王子市、以下「東京薬科大学」)は、バイオ人材育成の一環として係る教育研究を広く展開し、その推進を図ることにより双方の発展に寄与し、我が国の製薬等産業の振興に貢献することを目的として、2024年3月8日付で連携協定を締結することとしました。




【背景】バイオロジクスの開発や製造に係る技術は、低分子医薬品とは異なる特徴を有しており、特有の課題も多く存在することから、代表的なバイオ医薬である抗体医薬に携わる人材ですら未だ十分な供給レベルにあるとは言い難い状況です。加えて、ウイルスベクターやmRNAワクチンなど、"新規モダリティにも対応できるバイオ人材"はさらに希少な存在となっています。これらの現状に鑑み、将来、産・学・官を問わずバイオロジクスに係る分野で活躍できる人材の育成が喫緊の課題となっており、その一環として大学における実践的なバイオ人材の養成が強く求められています。

【概要】これらの課題解決に向けてBCRETと東京薬科大学は連携してバイオ人材育成に取り組みます。BCRETは2017年に製薬協バイオ医薬品委員会の提言を契機に、製薬協、AMED、PMDA、神戸大学などの協力の下、設立されました。2023年には東京新木場に専用施設が開設され、主に製薬企業、CDMOや規制当局の社会人向けに、バイオ医薬品、ウイルスベクター、mRNA医薬/ワクチンなど、バイオロジクスの開発・製造に係るリカレント教育を中心に人材育成を行ってきました。最近では、バイオ人材に係るニーズの高まりに応え、人材供給の裾野を広げるために学生向けの活動を開始したところです。そこで、今般、双方の発展に寄与し、我が国の製薬等産業の振興に貢献するため、両機関で連携協力を進めることとしました。東京薬科大学では、これまでBCRETが培ってきた製薬企業で実践されるCMC開発プログラムを学生向けの教育に活用し、バイオ人材の輩出を促進します(就職戦略)。また、研究面では、BCRETにおける研修制度を活用しながら新規モダリティの創生・開発あるいは分析・評価等、幅広い領域で研究を展開し、バイオロジクス分野の開発、製造及び分析に関連する研究の充実を図ります(大学院戦略)。このことにより、バイオロジクス分野の産業を推進する人材を育成し、国内におけるバイオロジクス開発・製造力の強化に貢献することを目指します。
 なお、BCRETと薬学部の連携協定は、東京薬科大学が我が国で初めてとなります。

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