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SAS、信頼できるAI製品にモデルカードとAIガバナンスサービスを追加

Digital PR Platform / 2024年4月22日 11時10分

AIモデルの「栄養成分表示」で透明性を強化、潜在的なバイアスやモデル・ドリフトの表面化で
オープンソースAIモデルをサポート


データおよびAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、AIガバナンスを向上しモデルの信頼性や透明性をサポートする、信頼できるAI(https://www.sas.com/ja_jp/company-information/innovation/responsible-innovation.html
)の新製品およびサービスを発表しました。モデルカードと新サービスのAIガバナンス・アドバイザリーは、激動するAI環境をうまく乗り切り、リスクを回避して、目標に向けて安心してAIを活用していけるよう組織を支援します。SASは、米国国立標準技術研究所(NIST)のAIリスクマネジメントフレームワーク(AI RMF)に準拠した「信頼できるAIのライフサイクル・ワークフロー」も公開しました。

SASのデータ倫理プラクティス担当バイスプレジデントであるレジー・タウンゼント(Reggie Townsend)は、次のように述べています。「当社のお客様はAIの潜在能力について非常に興味はあるものの、その導入時期や利用方法については慎重な姿勢を崩していません。責任あるAIやAI倫理について、数多くの質問が寄せられています。当社が目指すのは、数十年の経験に基づくツールやガイダンスを提供し、お客様が収益性を高めると同時に意図しない危害を回避しながらAIを取り込めるようにすることです」

モデルカード:信頼できるAIの「栄養成分表示」
AIモデルのような複雑で高度なものを受容し、AIライフサイクルに関わる誰もが手軽に活用できるようにすることは、容易ではありません。さらに、世界中で新たなルールや規制が制定されるにつれて、モデルのパフォーマンスを理解して規制当局と共有する能力が重要になっていきます。今後、SAS® Viya®(https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html
)に搭載される予定のモデルカードは、AIのライフサイクルを通じて役立つものであり、独自モデルにもオープンソースモデルにも対応するよう考案されたこのツールに開発者から取締役まですべてのステークホルダーが価値を見出すでしょう。

2024年中頃にリリース予定のモデルカードは、まさにAIモデルの「栄養成分表示」と呼べるものです。SASのアプローチは、SAS製品から直接コンテンツを登録したモデルのモデルカードを自動生成するようにし、個々のユーザーが作成する負担を取り除きます。また、SAS Viyaにはすでにオープンソース管理用のアーキテクチャが搭載されているため、モデルカードはPythonモデルを始めとするオープンソースモデルにも対応できます。

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