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【「SHOGUN 将軍」ネタバレ全話振り返り】キャスト&キャラクター&関係も一挙紹介

映画.com / 2024年4月25日 9時0分

 そんなある日、イギリス人航海士のジョン・ブラックソーン(後の按針/コズモ・ジャービス)が乗り込んでいたエラスムス号が、虎永の領地である網代の漁村に漂着する。その船を見た網代領主の樫木央海(金井浩人)は、叔父で武将の樫木藪重(浅野忠信)を呼び寄せ、按針たちを捕虜にした。

●第2話「二人の主君に仕えて」

 ブラックソーンは、英語を話せる戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、虎永と対面する。窮地の虎永は、“按針”と呼ばれることになったこのイギリス人の存在が、会合の分裂を誘い、自身に生き残るチャンスを与えるものだと感じていた。一方、宣教師たちは、按針がイエズス会とカトリック信者に脅威をもたらすことを危惧していた。按針の手記を公開すれば、彼が海賊行為で死罪になると考えたが、同時に自分たちの“秘密”も暴露されるかもしれないのだ。

 按針は虎永に、カトリックの国々がアジアを植民地にしようと暗躍していることを伝え、虎永はポルトガル船の出港を禁じる。その夜、虎永たちの寝床が暗殺者によって襲撃される。狙いは虎永かと思われたが、その日は虎永のはからいで、按針と部屋を交換していた。結果として未遂に終わった暗殺者のターゲットは、按針だったのだ。

●第3話「明日は明日」

 按針の暗殺未遂事件後、緊張に包まれていた大坂城。囚われの身になっている虎永は、夜明け前、家臣の藪重を呼びだした。藪重は、自分の裏工作がバレたのではないかと死を覚悟したが、虎永は同盟を確認し、藪重に、按針と虎永の正室・桐の方(洞口依子)を安全な領地・網代に連れていくという危険な任務を課した。

 しかし、藪重たちの出発直前、宿敵の石堂がやってきて、部下を護衛につけるよう強要する。その一方で、大坂に残ると見せかけた虎永もまた、大老たちの監視の目をかいくぐり、大坂城から脱出する策を講じていた。極めて厳重な警備を突破し、辿り着いた港は封鎖されるが、虎永は宣教師に助けを求め、彼らが江戸に教会を建てる許可と引き換えに、何とか港を脱出する。

●第4話「八重垣」

 危機一髪の大坂脱出の後、虎永たちは、藪重の領地である網代の小さな漁村に戻った。網代に戻った按針は虎永から「旗本」の位を与えられ、虎永の信頼する武将で親友の戸田広松(西岡徳馬)を祖父に持つ宇佐見藤(穂志もえか)を正室に迎えた。そして虎永は、按針に西洋式の砲術を兵に教えることを命じ、網代を離れる。

 按針は、海戦の知識を頼りに、大砲のデモンストレーションを行うと、その威力と正確性が藪重たちを驚かせた。慣れない日本語を操りながら、兵と修練の日々を過ごす按針だが、ある日、五大老の使者が網代を訪れる。大坂城への出頭を命じる使者と、家臣の藪重、按針たちの間に緊張が走る。

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