【「SHOGUN 将軍」ネタバレ全話振り返り】キャスト&キャラクター&関係も一挙紹介
映画.com / 2024年4月25日 9時0分
●第5話「父の怒り」
虎永の息子・吉井長門(倉悠貴)の策略である大砲攻撃で、石堂配下の根原烝善(ノブヤ・シマモト)を暗殺し、茫然自失となった網代の人々のもとに、軍勢がやってきた。一方、江戸に戻っていた虎永の傍らには、戦死したはずの文太郎こと戸田広勝(阿部進之介)がいた。烝善の死を知った虎永は、身勝手な行動に出た長門を厳しく諌める。
大老の職を辞し、使者を葬った虎永は窮地に立たされる。さらに藪重は村にスパイがいるのではないかと疑うようになる。誰が味方で、誰が敵なのか――情報が錯綜するなか、虎永は石堂たちに立ち向かうべく兵を集め、準備を整えるが、誰もが想像しなかった危機に襲われる。その頃、江戸にいた太閤の側室・落葉の方(二階堂ふみ)が大坂城に帰還。彼女は石堂に“あること”を依頼する。
●第6話「うたかたの女たち」
通訳を務める鞠子と、落葉の方は幼い頃、ともに遊び、ともに育った間柄だった。はつらつとした少女時代を送っていた鞠子だが、父・明智仁斎(ユタカ・タケウチ)の希望を受け入れ、文太郎と結婚。やがて、父が主君に対する謀反人となったことで一族が処刑される。一方の落葉は、明智の逆心で命を奪われたかつての権力者・黒田信久(尾崎英二郎)の娘。そして、亡き太閤の側室で、太閤の子を産んだ唯一の女性として、大坂で政治的影響力を握ることになる。
また、虎永は「望むような役目は果たせない」と出国を訴える按針に、伊豆で一番の遊女である菊(向里祐香)との時間をセッティング。そこで菊は、按針に“うたかた”の意味、そして、自身の役割を説明する。決起に向け準備が進むなか、大坂では石堂がほかの大老たちから主導権を握るべく暗躍。双方の緊張が極限まで高まり、ついに“その時”が訪れる。
●第7話「線香一本の時」
虎永のもとに、異母弟・佐伯信辰(奥野瑛太)がやってきた。虎永は一流の遊女・菊に信辰の相手をさせようとするが、遊郭の女主人は、その見返りとして虎永に“線香一本分”の時間の面会を申し出る。
その夜、虎永と佐伯は、仲間たちと酒を酌み交わし、佐伯から若き日の虎永の姿が語られる。虎永は佐伯とともに戦うことを願い、佐伯は加勢に対する見返りを口にする。血を分けたふたりの兄弟が、ついに同じ場所に集ったのだ。しかし、虎永は予想外の事態に直面する。実は佐伯は、裏で石堂とつながり、虎永に代わって大老におさまっていたのだ。石堂が求めるのは、大老としての虎永の降伏と、息子・長門の切腹。信頼していた弟の裏切りで、虎永は最大のピンチに陥る。
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