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ゆりやんレトリィバァ×唐田えりか×剛力彩芽、それぞれの覚悟と本音【「極悪女王」インタビュー】

映画.com / 2024年9月19日 12時0分

ゆりやんレトリィバァ×唐田えりか×剛力彩芽、それぞれの覚悟と本音【「極悪女王」インタビュー】

 ゆりやんレトリィバァがヒールレスラー・ダンプ松本を演じた、白石和彌総監督のNetflixシリーズ「極悪女王」(9月19日世界独占配信)。プロレス好きの少女が、全国民を煽り、敵に回しながら、人々を熱狂させる悪役プロレスラーという生き方を見つけ出す、リアルな戦いも体感できるドラマだ。

 リアルで迫力満点のプロレスのだいご味とともに、胸を打つ人間ドラマが描かれる本作は、プロレスが苦手な人も含め、どこの国の、どんな人の琴線にも触れるだろう要素を持っている。

 そんな作品を、全力で演じた3人。ダンプ松本を演じたゆりやんレトリィバァ 、クラッシュ・ギャルズの長与千種を演じた唐田えりか、ライオネス飛鳥を演じた剛力彩芽に、話を聞いた。プロレスシーンを自分でこなすガチなアクション作品に挑んだ覚悟、ゆりやんレトリィバァがケガをした報道の真相、作品を完成させての思いなど、3人の本音がバーストする。(取材・文/関口裕子、編集/大塚史貴)

――ご自身が演じた役のどんな部分に惹かれたかを教えてください。

 ゆりやん:ヒールレスラーのダンプ松本さんは、元々は松本香さんというめっちゃ可愛くてピュアで真っすぐな女の子。でも内面に怒りがある。育った環境や人間関係、いつも自分を馬鹿にする世間にも怒っていたけれど、一番は自分のもどかしさに対する怒りだったのかもと思います。極悪レスラーのダンプ松本になるとき、世の中や、友だち、同期にも厳しい言葉を放って、あそこまでヒール役に徹することができたのは、そういう経験を踏まえて身に付いた、強さ、覚悟、 優しさがあったから。その全ての感情がぎゅっとなっているところが魅力で、大好きな方です。

 唐田:長与千種さんの魅力は、強さだけじゃなくて、いろいろ経験してきた分、人の痛みが分かるところ。自分と向き合ってきたからこそ分かる弱さが、すごく魅力だなと思います。

 剛力:ライオネス飛鳥さんは、純粋に強くて、プロレスが大好きな方。本来ならもっと違うやり方でプロレスラーとして立ちたかったんだと思います。そんな飛鳥さんの、クラッシュ・ギャルズを組んだ長与さんを守ろうとする姿勢や、ダンプ松本に挑む、密やかな闘志がいいんです。積極的に前に出るタイプじゃないかもしれませんが、その瞬間に放たれる強さが格好いい。言葉数は少ないですが、信念を持っている人は魅力的だと思いました。

■「この作品なら名刺代わりになるかもという下心も」(ゆりやん)

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