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ゆりやんレトリィバァ×唐田えりか×剛力彩芽、それぞれの覚悟と本音【「極悪女王」インタビュー】

映画.com / 2024年9月19日 12時0分

■「食べるのが面倒くさいと思ったのは初めて」(唐田)
「泣きながら食べていました(笑)」(剛力)

――プロレスラーの体は、どんなふうに作っていったのでしょう?

 ゆりやん:私だけ、減量のときからお世話になっている岡部友先生についてもらいました。ほぼ毎日、筋力トレーニングとメンテナンスを行い、重量を使って、大きい筋肉になるようにメニューを組んでいただきました。当時のダンプさんのように、プロレスの動きができるように体幹を鍛え、体力と筋肉が付くよう指導してもらいました。食事は、毎月、血液検査や健康診断を行い、体に負担がかからないように、体重を増やすための食事をしました。お腹いっぱい食べるって実は本当に大変で、太るのってなんでこんなに大変なんだって、人生で初めて思いました(笑)。最終的に40キロぐらい増量しましたが、血液検査も異常なしで、無事に撮影に臨めたことを感謝いたします(笑)。

 唐田:この役が決まった時に10キロ増量しましょうということになって、撮影の半年前から、栄養士さん、トレーナーさん、整体師さんの指導やメンテナンスを受けながら、ねえさん(剛力)と一緒に週3の筋力トレーニングと、みんなで週2回のプロレス練習をやりました。私も食べまくったんですが、食べるのが面倒くさいと思ったのは初めてです。噛むことも面倒くさいし、常にお腹いっぱいで気持ち悪い。レトリが4人前のお肉を食べているのを見て、もっと頑張んなきゃと思ったり。

 筋トレは、レトリとは別メニューで、Netflixさんが作ってくれたジムで、ねえさんと一緒にトレーニングしました。食事の管理などサポート面は充実していましたが、私もねえさんも、なかなか太りにくい体質で、栄養士さんからは血液検査に悪い結果が出ない限りは、好きなものを食べてくださいと言われたので、私は大好きなラーメンをめっちゃ食べていました(笑)。

 剛力:私も基本的には皆さんと一緒です。あのとき初めて、ものを食べている最中でも、口の中が乾燥することを知りました(笑)。そうなると何を食べても味がしないし、マジで泣きながら食べていました(笑)。

 全員:泣いたよね(笑)。

 剛力:私はもともと、野菜やおかゆ、ささみなど、カロリーの低いものが好きで、お肉はあまり量を食べなかったんです。そうするとトレーニングで消費してしまうので全然太れない。でもプロの方がついてくださったので、私はトレーニングで体を大きくしていく方針になりました。もちろん食べましたけれど、トレーニングはすごく好きなので、筋肉で大きく見せるほうが適していたというか。それでも、なかなか脂肪がつかなくて、マジでもう無理かもと落ち込むこともありましたが、ちょっとずつ増量していき、撮影には10キロ増量で臨みました。

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