1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【上質映画館 諸国漫遊記】名古屋で<高品位>に映画を鑑賞するなら絶対のおすすめ ミッドランドスクエア シネマ/粋 Siko至高スクリーン

映画.com / 2025年2月9日 15時0分

 名古屋駅からのアクセスは抜群。在来線/地下鉄を使った場合は、名古屋駅桜通口から歩いて数分、地下通路からも直結しており、雨が降っていても濡れずにアクセスできる。案内も至る所にあり、迷うことはないはずだ。東京などから新幹線を利用した場合は、新幹線改札の側の出口(大閤通口)ではなく、その反対側の桜通り口に向かう。終日混雑している名古屋駅の中央コンコースを抜ける必要があるため、時間に余裕を持って移動したほうがよいだろう。

 名古屋駅の桜通口から抜けて、緑色を基調にしたミッドランドスクエアの大きなビルが目に入る。エントランスを抜けて、ブランドショップを横目にエスカレーターで5階に上がると、突然映画の世界が広がり、「ミッドランドスクエア シネマ」のロビーが出迎えてくれる。7スクリーンのシネコンにしてはこぢんまりとした印象のスペースではあるが、機能的な構造であり、狭いという感覚は抱かない。名古屋駅側に大きな窓があり、非常に開放的な印象だ。10席ほどの待機スペースも備わっている。

 コンセッション(売店)もメニューが豊富だ。「ミッドランドスクエア シネマ2」のあるシンフォニー豊田ビルの1階で「ミッドランドシネマ ドーナツファクトリー」というドーナツ店を経営しており、そのドーナツがコンセッションで購入できるし、ドーナツ店で購入したドーナツ自体も持ち込みが可能だ。

▼「シビル・ウォー アメリカ最後の日」を<Siko 至高>スクリーンで鑑賞

 「ミッドランドスクエア シネマ」のスクリーン1<Siko 至高>システムで映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の劇場公開日に観た。鑑賞料金は一般料金の2,000円で、IMAXやドルビーシネマのような追加料金はなし。入会金/年会費無料の独自会員制度「MM CINEMA CLUB」があり、それを利用すると常に1,800円で鑑賞できる。そのほか様々な特典があるので、名古屋地区にお住まいの方はぜひは入会したい(カード発行手数料300円は必要)。

 劇場に入ると、耳の感度が少し良くなったように感じる「静けさ」が印象的だ。劇場では映画の音をしっかり観客に届けるために、不要な音をよく吸い取る処理(専門的には吸音という)を行なうのが通例だが、そうした環境が入念に整備されている印象を受ける。スクリーンは幅14.3m、高さ6.0mで、2.38:1のいわゆるスコープ画角だ。「シビル・ウォー」はビスタ画角の作品であり、スクリーン左右に黒帯がついた状態で上映された。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください