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ヴィヴィアンの異色コラボ、サイケアートの奇才グアルナッチャが来日個展

FASHION HEADLINE / 2015年5月12日 12時0分

マッテオ・グアルナッチャとレセプションに訪れたDJのマドモアゼル・ユリア

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が今シーズン、バッグとTシャツでコラボアイテムを発表したイタリアのサイケデリックアーティスト、マッテオ・グアルナッチャ(Matteo Guarnaccia)が来日した。ヴィヴィアン・ウエストウッド青山店とヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店の両店で開催されている自身の作品の特別展に合わせて来日したもので、日本ではあまり知られていないイタリアのヒッピームーブメントを代表する彼の作品を見る貴重な機会となった。

ドノバンやバーズなどのアルバムジャケットや、ジミ・へンドリックス、ボブ・ディラン、ジェリー・ガルシアなどのミュージシャンのイラスト、雑誌やポスターなどでサイケな作品を発表し、ヴィヴィアンとはシューズの作品でも知られている。今回はイラスト、コラージュなどの自身のアーカイブを両店舗で展示している。

エキジビションは彼の作品をプリントしたクラッチバッグ、ボストンバッグとTシャツのコラボアイテムが9日に発売されるタイミングに合わせ、東京だけで開催。青山店3階では、マッテオがミラノから持ち込んだサイケプリントのクッションや、ヒッピーカルチャーに影響を与えた人物を彼が描いた出版物(非売品)なども展示されている。

「ヴィヴィアンと一緒に仕事をするようになったのは今から20年以上前のこと。最初に出会ったのはロンドンだったけれど、それ以来、お互いのアトリエを行き来するようになって、毎回いろんなことを二人で話すんだ。今回、展示している作品もヴィヴィアンが僕のミラノアトリエに来て、アーカイブの中から二人で選んだものなんだ」とマッテオ。

「ヴィヴィアンはパンクで、僕はヒッピー。ムーブメントは違っていても、彼女が常に社会に対してキチンと物を発言するという姿勢に共感している。毎シーズン発表されるコレクションのメッセージとともに、アクティビストとして活動している彼女自身それは変わらないし、彼女の作品こそがまさに“ヘリテイジ”。今回描いた絵もそれを表現している」とマッテオが話すそのイラストはニュースペーパー風。

世界中を旅したイタリアンヒッピーのレジェンドだが、日本を訪れるのは12年振りで2回目。レセプションに訪れた多くの日本の若いヴィヴィアンファンに囲まれ、楽しそうにサインをする彼に「最も影響を受けたアーティストは?」と質問すると、「うーん。それは難しい。最近は自分がイタリア人ということもあって、ルネッサンスに思いを馳せることが多いんだよ」と笑った。

マッテオ・グアルナッチャの特別展はヴィヴィアン・ウエストウッド青山店、ヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店の両店で5月24日まで開催。

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