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営業マンに「親としての責任ですよ」と言われ“学資保険”に加入! 小学生になったら「元本割れ」してたけど、これって騙された? 加入前に注意すべきポイントを解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月26日 4時20分

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家族が増えることは喜ばしいことです。同時に、生まれてきた子どもの将来の選択に備えて教育費の準備という新たな責任も生まれます。守るべきものが増えたら、万一の備えとして生命保険の加入を検討する家庭も多いです。   その中で、「子どもが生まれたら学資保険に入るべき」と営業マンの勧めるままに学資保険に加入したは良いものの、ふたを開けてみたらこんなはずではなかったという事態に陥ってしまうこともあり得ます。   本記事では、生命保険の営業マンが話さない学資保険への加入を検討するうえで気をつけなければならないポイントについて解説します。

学資保険は子どもの成長に合わせて祝い金がもらえる

まず、学資保険の基本的な性質について解説します。学資保険はその名の通り子どもの将来の教育費の準備として活用されます。
 
積み立てた保険料を祝い金や満期金という形で受け取る貯蓄機能、また、契約者(親)に万一のことがあった際には、以降の保険料払い込みは免除されるものの、祝い金や満期金は受け取れる保険機能がついています。いわゆる貯蓄型保険と呼ばれる保険種類の1つです。
 

学資保険で注意したいこと

学資保険は、貯蓄と保険の2つの機能の「いいとこ取り」のように思えますが、注意したいこともあります。営業マンが大きな声で話せない注意点を見ていきましょう。
 

契約満了まで続けないと基本的に元本割れする

学資保険のような貯蓄型の生命保険は、契約満了までに支払う保険料の全額が貯蓄に回るわけではありません。保険会社が営業マンに支払う手数料やその他の事務費などがかかるため、基本的には契約満了時までは元本割れの状態が続きます。
 
「途中で支払いが厳しくなってもお金を引き出すことができる」。このようなトークを営業マンからされている場合は要注意です。途中でお金を引き出すことは可能ですが、その時には元本が割れているため、将来の教育費の備えとして少しでも資金を増やしたいという思いとは真逆の結末を迎えてしまいます。
 

契約満了時の返戻率も元本を少し超える程度のものがほとんど

もう1つの気をつけなければならないポイントは学資保険の返戻率です。返戻率とは、支払った保険料に対し、どれだけのお金が受け取れるかという割合のことです。
 
学資保険の返戻率は商品ごとに定められている予定利率で決まります。予定利率とは生命保険会社が契約者に約束している運用の利回りです。保険会社は契約者から預かる保険料を運用することで将来の支払いに備えています。
 
この予定利率、過去には6%などのかなり高い利回りを実現できていたのですが、近年の低金利などのあおりを受け、現在の学資保険の予定利率は大幅に低下しています。
 
そのため、仮に満期まで保険料を払い続けても、支払った保険料に対する満期金の返戻率は高くても105%程度となります。加入時期や商品によっては満期時の返戻率が100%を下回る商品もあるため、注意しなければなりません。
 

学資保険は加入目的を明確にしたうえで検討すべき

学資保険は子どもの将来の教育費のためにあります。「生まれてきた子どものため」「貯蓄代わりにもなる」「親としての責任」などと、営業マンはさまざまなトークで学資保険を勧めてきます。
 
しかし、契約期間を満了するまでは元本割れの状態が続くこと、途中での解約や引き出しによる資金の損失、そして予定利率の低下により期待される返戻率が元本をわずかに超える程度に留まることなどのリスク面の説明はあまり強調しないでしょう。
 
学資保険以外にも将来の教育費を準備する手段は存在します。子どものために備える大切な将来の資金をどのように準備すべきか、営業マンのトークに勧められるまま決めるのではなく、子どもの教育費はいつまでにいくらのお金が必要で、そのための手段として何が最適かを見極めたうえで判断することが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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