子どもの幼稚園のお友だちの家に遊びに行くことになりました。みんな手土産を持っていくそうなのですが、どれくらいの予算が一般的ですか？

子どもがまだ小さいときは、お友だちの家に遊びに行くときも親子で招待されることが多いでしょう。そこで悩みがちなのが手土産です。「手ぶらで行くのも悪い気がするし、かといって高級すぎるものも、相手を恐縮させてしまいそう」と悩む方も多いでしょう。   本記事では、子どもと一緒にお友だちの家に遊びに行く場合に持っていく手土産の相場や、おすすめの商品を紹介します。

子どものお友だちの家へ遊びに行く手土産の相場は？

子どものお友だちの家に招かれたら、初めてお邪魔するときや久々にお邪魔するときは手土産を持参したほうが感じがよいでしょう。頻繁に招かれる場合は、お誕生日パーティーやバーベキューなど「特別なイベント」のときだけ持っていけば問題ありません。毎回手土産を持参されると、相手も恐縮するでしょう。
 
子どものお友だちの家に持っていく手土産の相場は、1000～2000円程度です。相手の家も子どもが1人ならば、1人当たり500円のお菓子などがおすすめです。あまり高い品物は、相手に気を使わせてしまいます。
 

お友だちの家に遊びに行く際におすすめの手土産

お友だちの家に遊びに行く際に持参する手土産なら、その場であけてみんなで食べられるものがおすすめです。お菓子やジュース、果物ならばおやつにもなります。
 
複数でお招きされた場合は、事前に話し合って誰が何を持っていくか決めるとよいでしょう。そうすれば、手土産がかぶってしまい気まずい思いをしなくてすみます。話し合いが難しい場合は、日持ちのするお菓子を持っていけば後で食べてもらえます。
 

個包装のお菓子やジュース

個包装のお菓子やジュースならば、その場で食べなくても問題ありません。子どもはお友だちがいると、遊びに夢中でお菓子やジュースを飲まないことも珍しくないでしょう。個包装ならば「後で食べてね」と置いて帰れます。
 
ジュースは缶やペットボトルよりストロー付きの紙パックのほうが、こぼれにくく安全です。複数の親子が招かれている場合は、可能であれば事前にアレルギーのことを聞いておきましょう。おかきなど和菓子系統はアレルギーがある方でも食べられやすい傾向があります。
 

自宅用には買いにくいやや高めのお菓子

1つ1000～2000円程度で、自宅用には買いにくいやや高めのお菓子もおすすめです。例えば、ケーキ屋さんのクッキーアソートのなかには、1500円前後で買える商品もあります。ゼリーの詰め合わせや、オーガニックフルーツのジュースなどでもよいでしょう。
 
ただし、あまり高級すぎるお菓子だと相手を恐縮させてしまいます。見るからに高級そうなパッケージのものは避けるとよいでしょう。また、コーヒーや紅茶はカフェインを避けている方もいるので控えたほうが無難です。
 

親しい関係なら欲しいものを聞くのもあり

お母さん同士も友だちのような親しい関係ならば、何を持っていけばよいか事前に聞いておくのもよいでしょう。「気を使わないで」と遠慮されたら、お邪魔するお宅の家族に食べてもらえるようなお菓子の詰め合わせが無難です。
 
手土産を聞いたことがきっかけで「おかずを持ち寄って、昼食会を開こう」などの提案をされることもあるでしょう。相手が何度も「気を使わないで、手ぶらできて」と言う場合は、お言葉に甘えるのも礼儀です。
 

お友だちの家への手土産は気遣いをさせない金額のものがおすすめ

子どものお友だちという、やや距離感がある方の家にお邪魔するのは何かと気を使います。初回のみ1000～2000円程度の手土産を持参し、次からはお邪魔する時間帯に合わせて、スーパーでも販売されているようなお菓子やジュースを持っていってもよいでしょう。
 
また、複数人でお邪魔する場合は、手土産がかぶらないようにジュース、お菓子で分担するのもおすすめです。手作りのお菓子は親しい間柄の方以外は避けたほうが無難でしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー