衝撃の30秒弾…日本人21歳に英熱狂「なんて選手だ」 FA杯で“GK股抜き”の初ゴール

■バーミンガム横山歩夢が開始30秒で先制点マーク

　英3部バーミンガム・シティFW横山歩夢が、現地時間1月11日に行われたFAカップ3回戦のリンカーン・シティ（3部）戦でスタメン出場し、開始およそ30秒で先制点をマーク。大会初ゴールで、2-1勝利に貢献した。

　21歳の横山はキックオフからおよそ30秒、右サイドからのクロスがファーサイドに流れてきたボールに反応。ペナルティーエリア内でフリーの状態からDF1人をかわし、最後はGKの股を抜くゴールで先制点を奪った。

　横山は昨夏にサガン鳥栖から完全移籍。EFLトロフィー（国内カップ戦）で2得点をマークしているが、FAカップでは初ゴール。クラブ公式SNS上では「なんて選手だ」「素晴らしいフィニッシュ！」といった現地ファンの声が寄せられ、キックオフから1分も経たないなかで生まれた一撃に、熱狂する声が広がった。

　バーミンガムはその後、後半に追加点を奪い、終了間際に1点を返されたものの2-1で逃げ切った。横山は後半27分までプレーし、チームの次ラウンド進出に貢献した。（FOOTBALL ZONE編集部）