偉業目前→2年連続の戦力外、3選手引退で残り11人に “不惑”を迎え変わる立場
Full-Count / 2025年1月11日 7時40分
■3選手が現役を引退…中島は中日を戦力外に
2024年限りでヤクルト・青木宣親外野手、ソフトバンク・和田毅投手、オリックス・比嘉幹貴投手がユニホームを脱いだ。プロ野球界でも少なくなっていく40代選手。現役選手は7人となり、今年40歳を迎える4選手を加えても11人と厳しい世界となっている。
球界最年長のヤクルト・石川雅規投手(44歳)は来季で25年目のシーズンを迎える。今季は9試合の登板で1勝4敗、防御率4.10。通算186勝とし、200勝まで残り14と迫っている。また、オリックス・平野佳寿投手(40歳)はNPB通算250セーブに王手をかけている。楽天の岸孝之投手(40歳)は6勝11敗と大きく負け越したが、3年ぶりに規定投球回をマークし、防御率2.83と安定した投球を披露した。
打者では中日を戦力外になった中島宏之内野手(42歳)が岐路に立たされている。今季は15試合で13打数無安打に終わり、オフに戦力外に。通算2000安打まで残り72と迫っているが、新天地は見つかるか。西武の中村剛也内野手(41歳)は打率.191と低迷、栗山巧外野手(41歳)も意地を見せることができるだろうか。
また、巨人の長野久義外野手は復帰2年目のシーズンは代打などで打率.258をマークしたが、プロ入り後初となる本塁打なしに終わった。今季、新たにロッテ・荻野貴司外野手、中日・大島洋平外野手、日本ハム・宮西尚生投手、広島・松山竜平外野手が40歳を迎える。“不惑”のベテランたちの活躍にも期待したい。(Full-Count編集部)
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