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「何か悪いことした?」好成績でも日本人に大ブーイング 同僚が見た“理不尽な扱い”

Full-Count / 2025年1月11日 21時8分

メッツ時代の松井稼頭央氏【写真:Getty Images】

■松井稼頭央とメッツでチームメートだったミントケイビッチ氏が証言

 昨年のワールドシリーズはドジャースがヤンキースとの大都市対決を制して8度目の世界一を達成した。3度目のシーズンMVPを獲得したドジャース・大谷翔平投手は常に大声援を浴びながらプレー。ファンの声援は選手に力を与える一方、ブーイングを浴びせられることもある。2004年にレッドソックスの世界一に貢献したダグ・ミントケイビッチ氏は、翌2005年にメッツ移籍。そこで大ブーイングを浴びる日本人選手を見て、ニューヨークのファンの“怖さ”を感じたという。

 内野手だったミントケイビッチ氏はメジャー通算1087試合に出場し、899安打をマーク。2005年はメッツ、2007年はヤンキース、2009年はドジャースと大都市でプレー経験がある。この度、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、2005年にチームメートだった松井稼頭央内野手へのブーイングに「他(のチーム)と全く異なる」と衝撃を受けたことを明かした。

 2004年にメッツに加入した松井は114試合で打率.272、7本塁打44打点。2005年は2年連続開幕戦先頭打者アーチの離れ業を見せたが、そのシーズン中のある試合のスタメン発表で大ブーイングを浴びせられたという。しかも同点打と決勝打を放った試合の翌日だったそうで、ミントケイビッチ氏は「メッツファンは1度ブーイングしたら、(その選手に対して)考えを変えることはない。ブーイングされるほど『去年、何かそんなに悪いことしたのか?』と、思ったよ!」と苦笑いで振り返った。

 メッツで87試合に出たミントケイビッチ氏は、ヤンキースでも72試合に出場。「正直言ってそういう環境でプレーすることは嫌だったけど、大都市のチームがどういう活躍を望んでいるか知ることができたから、キャリアに役立ったよ」と自身の糧にしていたことも明かしていた。(Full-Count編集部)

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