世界最小のアリと同サイズの極小ロボット 日本人准教授も参加したジョージア工科大学の研究チームが公開
ガジェット通信 / 2019年7月24日 21時0分
7月16日、ジョージア工科大学の研究チームは、世界最小のアリと同サイズの極小ロボット「micro-bristle-bots」を公開しました。この研究チームには、日本人である同大学ジョージ W. ウッドラフ機械工学研究科の上田淳准教授も参加しています。
This Tiny Robot made at Georgia Tech is Barely Visible(YouTube)
https://youtu.be/JgEnX7kADNE
この小型3Dプリントロボットは、圧電アクチュエータ、超音波、小型スピーカーの振動などを動力源に、足を動かすことで前進することを可能にしています。サイズは長さ2ミリ、幅1.8ミリ、厚さ0.8ミリ、重さが約5ミリグラムと、世界最小のアリと同等サイズ。1秒間にサイズの4倍となる8ミリを移動することができます。
このロボットは、様々な振動周波数に対応するように設計されており、振幅によって速度をコントロールできるようになっています。
現状では人間の体内における傷の修復など、医療用途が想定されているようです。今後、アリの集団的行動をリサーチして、研究結果をmicro-bristle-botsに反映させ、実用性を高めていく計画とのことです。
※画像とソース:
http://www.rh.gatech.edu/news/623453/tiny-vibration-powered-robots-are-size-worlds-smallest-ant
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