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Netflixが新カテゴリー「Black Lives Matter:黒人とアメリカ」を追加

ガジェット通信 / 2020年6月11日 17時0分

“大人の事情”という厄介なものが絡んでくる広告スポンサーが介在しないビジネスモデルであり、タブーがほぼないアメリカという国の企業ということもあってか、直接的な顧客である視聴者に向けて純粋に“良質なコンテンツ”を制作することに注力できるのが強みのNetflix。

『汝の敵、日本を知れ』『13th -憲法修正第13条-』『アメリカン・ファクトリー』『グレート・ハック:SNS史上最悪のスキャンダル』といった作品は、タブーに切り込んでいたり、刺激的すぎる映像だったりして、日本のテレビ局なら腰が引けて放送しない・出来ない、もしくはそもそも制作しない・出来ない内容だったりします。

そんなNetflixが日に日に高まる「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター、アフリカ系アメリカ人の命だって重要だという意味)」という声を反映し、「Black Lives Matter:黒人とアメリカ」というカテゴリーを追加しました。

Black Lives Matter: 黒人とアメリカ

https://www.netflix.com/jp/browse/genre/81299227[リンク]

なぜゆえにアメリカの至るところで「Black Lives Matter」というスローガンが叫ばれているのか。その背景をうかがい知ることが出来る作品をまとめたカテゴリーとなっています。

13TH | FULL FEATURE | Netflix(YouTube)

https://youtu.be/krfcq5pF8u8

前述の『13th -憲法修正第13条-』は現在YouTubeで無料公開されています(日本語字幕あり)。ボカシなしの死体の映像など刺激的な映像が一部含まれています。

Barry l Official Trailer [HD] l Netflix(YouTube)

https://youtu.be/i6qlPeS1kGY

ケニア人の父とヨーロッパ系アメリカ人の母の間に生まれ、ハワイやインドネシアというアフリカ系アメリカ人に対する“人種差別”をそれほど実感しなくていい場所で育ったバラク・オバマ元大統領の大学生時代を描いたオリジナル映画『バリー』。多感な年ごろゆえに、「自分は白いのか黒いのか」というアイデンティティの狭間で揺れる心情が描かれています。

MARSHALL Official Trailer (2017) Chadwick Boseman Movie HD(YouTube)

https://youtu.be/_vy3S0OTFaY

アフリカ系アメリカ人として初めて最高裁判所判事に任命されたサーグッド・マーシャルの自伝的映画『マーシャル 法廷を変えた男』。NAACP(National Association for the Advancement of Colored People)の弁護士として、アフリカ系アメリカ人に圧倒的に不利な司法制度と闘っていた時の話が元になっています。

この他にも、『マルコムX暗殺の真相』『マッドバウンド 哀しき友情』『デトロイト』『LA 92』『投獄:カリーフ・ブラウダーの失われた時間』『ボクらを見る目』といった作品が「Black Lives Matter:黒人とアメリカ」カテゴリーにラインアップされています。

『ザ・ファイブ・ブラッズ』予告編 – Netflix(YouTube)

https://youtu.be/B_5Gqi6otlI

6月12日に配信が予定されているスパイク・リー最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』も「Black Lives Matter:黒人とアメリカ」という新カテゴリーに追加される予定です。

※画像:

https://www.netflix.com/jp/browse/genre/81299227

(執筆者: 6PAC)

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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