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アギーレ新監督、来日会見要旨

ゲキサカ / 2014年8月11日 21時21分

―なぜ日本がブラジルW杯で勝てなかったと思うか?
「ブラジルW杯のときは、メキシコのテレビ局の仕事の関係で向こうに行っていたので、日本代表の試合も見た。何が良くなかったのかということだが、私は過去についてコメントするのは好きではない。前監督の内容に何かコメントしてしまったたがゆえに誤解を招くのは嫌なので、コメントは差し控えたい。ただ、私がつくりたいチームについて言えば、とにかく競い合う、切磋琢磨するチームにしたい。対戦相手がどんなライバルであろうと、全力で戦う、そして競い合うチームをつくりたいと思っている」

―日本代表監督のオファーを受けた理由は? 今後の強化ポイントは?
「どこに魅力を感じたかということだが、オファーの内容は真剣で紳士的なものだった。とにかくロシアW杯を目指してがんばりたいというニュアンスのものだったので、自分のプロジェクトとして大きな関心を持った。4年前にも声をかけてもらい、4年後にまた声をかけてもらった。日本サッカー界の方が真剣に考えて自分にオファーを出してくれた。そして非常にプロジェクトの内容も良いと感じて引き受けることを決めた。

 日本のプレー、チームについてコメントするのであれば、非常にメキシコのプレースタイルに似ていると思っている。例えば、ボールの扱い方、試合中のバランスの考え方、とにかく守備に力を入れるということ。自分は守備を固めて勝利を目指したいと思っているし、それを目標にしている。ボールは非常に大事なもので、ボールはどこの試合に行っても選手たちの前にあるもの。ボールを共通語にして、選手の間で競争力を伸ばしていってほしいと考えている」

―アギーレ監督が掲げる今後4年間のテーマをキーワードにすると?
「日本語に訳してスペイン語と同じ意味になるかは分からないが、とにかくコミットしたいと思っている」

―今後、どうやって選手を選んでいくか?
「とにかく自分で実際に見ることを一番に重要視したい。すべての選手にドアは開いていると申し上げたい。日本国内でプレーしている選手、海外でプレーしている選手。すべての選手をとにかく見て、観察して、その選手のプレーを分析したい。試合中だけでなく、試合以外の時間にどのような行動を取るのか。そういうことをすべて含めて見ていきたい。選手選考のプロセスには時間がかかると思う。次の試合にだれかを招集したからといって、その選手たちが長期にわたって呼ばれるということではない。試合を通じて選手の技術、プレーを観察しながら、最終的な自分のチームをつくり上げたい。目前に迫った公式戦は来年1月にオーストラリアで開催されるアジア杯だが、それを見極めながら選手を選んでいきたい」

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