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アギーレ新監督、来日会見要旨

ゲキサカ / 2014年8月11日 21時21分

―理想のDF像は?
「ディフェンスというより、バランスを重視したい。守ることも攻めることもできる、そういったバランスの取れた選手を求めている。攻守両方をこなせる選手が必要だと思っている。ボールを奪うことは大事だが、奪ったボールを的確に扱って上がっていくことも大事だ。守るというのは、守備陣だけの話ではない。FW、MFにも同じことを求めたい。とにかくボールを相手から奪い、その試合で目指していることに貢献する。DF陣の4人から5人だけが守備にあたるとは考えていない。GK、FWも含めて、11人全員が守ることができて、攻めることができるチームを目指している」

―選手に対して厳しく接する監督として知られているが、そのスタイルは変わらないか? ザッケローニ監督のときはザックジャパンと呼ばれていたが、何々ジャパンと呼ばれるなら何がいいか?
「最初の質問については、秩序立って、まじめに取り組んでいきたいと思っている。ネーミングについてはみなさん次第だが、私はサムライブルーというネーミングが気に入っている」

―日本代表ではどういうフォーメーションを考えているか?
「システムは試合の展開によって変化していくものだと思っている。DFが3人、4人のときもあるかもしれないし、5人のときもあるかもしれない。試合の状況に応じて4-3-3から5-2-3に変化することもあるし、他の形に進化することもある。トップを2人から3人にすることもあるだろう。試合の状況に応じてフレキシブルに使っていこうと思っている。基本のベースは4-3-3と考えている。ただ、これも試合の展開によって3-4-3になったりもする。そのときの選手の状況、試合の展開によって変えていきたい」

―日本代表には海外組が多く、日本で試合をするときには移動の負担も大きいが?
「長旅で疲れるということだが、数年前にそのような状況を改善するために、FIFAが同じ週に2試合定めるなどのルールをつくったと思う。選手が試合に合わせて回復する時間はあると考えている。欧州には世界でもトップリーグの国が多い。選手に対する報酬も高い。メキシコの選手も日本の選手もアルゼンチンの選手もブラジルの選手も欧州でプレーしているし、代表に招集されたときは似たような問題がある。ただ、私はそれが障害になるとは思っていない。長旅によって疲れているから試合に負けたとか、選手のコンディションが整っていないとか、そういうことはないと考えている。というのも選手はプロの選手で、(年間に)60試合ぐらいこなしている。自分の体調の整え方、例えば飛行機での移動の時間を利用してどう体調を整えるかなどは、自分でどうすればいいか分かっている。長旅は障害にはならないと思う」

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