[AFC U-16選手権]U-16日本代表、初戦を上回る内容で中国撃破目指す

ゲキサカ / 2014年9月7日 19時21分

[AFC U-16選手権]U-16日本代表、初戦を上回る内容で中国撃破目指す

 U-17W杯チリ2015の出場権を懸けたAFC U-16選手権タイ2014に臨んでいるU-16日本代表は8日、U-16中国代表とグループリーグ第2戦を戦う。

 日本は6日に行われた香港との初戦を2-0で快勝。70パーセントを越えるボール支配率、それも狙い通りに敵陣でボールを回し続けて攻め勝った。また、ボールを失ってもすぐに人数をかけてプレッシャーをかけ、敵陣中央付近で奪い返してまた攻撃を開始。香港にほとんど攻撃機会を与えず、後半8分にMF田中碧(川崎F U-18)のスルーパスから左SB堂安律(G大阪ユース)が先制点を挙げると、交代出場のMF菅大輝(札幌U-18)が左足で弾丸FKをゴールへ突き刺した。

 5大会連続でのU-17W杯出場へ好スタート。ただし、大半の時間帯でボールを握りながらもフィールドプレーヤー全員が自陣に入って守る香港の守備網を切り裂くようなシーンは少なく、「自分で相手を見て意図を読んで、自分たちのやりたいことが意図的に1回でも、2回でも、できるだけたくさんできればいい」と語っていた吉武博文監督の期待通りの試合ができた訳ではない。ゴール前に人数をかけて守る相手の崩し方に課題を残し、最終予選の緊張もあってか、選手同士の動きが重なるようなシーンがあった。また試合の雲行き、相手の状況など、チームの課題である試合の「大局観」を見ることができずに2-0の状況で1本のカウンターから失点しかけるピンチもあった。それらの点は改善することが必要となる。

 それでもMF藤本寛也(東京Vジュニアユース)がパスを動かすだけでなくドリブルでDFの逆を取って前進し、鋭いターンからスルーパスを繰り出した。田中康介(京都U-18)と堂安の両SBが相手の懐まで切れ込み、堂安が先制点を奪うなど個やチームの良さを出すシーンもあった。「1試合1試合自分たちのベストを尽くしていって、1試合目よりも2試合目、2試合目よりも3試合目の方がパフォーマンスが上がっていくようにしたい」と指揮官が話すように、日本は2試合目は初戦よりよい内容のゲームをして、勝てば世界切符獲得となる準々決勝など今後の大一番につなげるつもりだ。

 U-16日本代表は登録23人全員が主力。誰が出ても同じレベルの戦いができるように準備をしてきた。それだけに中国戦は中1日の疲労も考慮して、初戦からメンバーを大きく変更して戦うことは間違いないだろう。初戦は交代出場だったFW斧澤隼輝(C大阪U-18)やスーパーFKを叩き込んだ菅、またMF渡辺皓太(東京Vユース)やDF阿部雅志(星稜高)らが先発起用されることが予想される。

 第2戦で戦う中国について吉武監督は「中国は今までと同じように、前に速い、大きい選手がいてという形になるのかなと思う。(A代表が)ワールドカップにずっと出ていないので、何とか巻き返そうというような、育成からつくっていこうという兆しは当然あると思う」と分析していた。強化を図り、U-17W杯を目指してきた中国だが、オーストラリアとの初戦を0-3で敗戦。日本は後のない戦いを挑んでくる相手をいなして、攻め勝つことができるか。初戦で出た課題を改善し、より内容の良い戦いで2連勝を飾る。

[写真]中国戦は初戦で交代出場だった斧澤らが先発か?
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