[MOM1205]如水館DF中司斗生也(3年)_綻び懸命に防いでやり遂げた「パーフェクトな試合」
ゲキサカ / 2014年11月10日 10時42分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 全国高校選手権広島県予選準決勝 如水館高 1-0 広島観音高 広島広域公園第一球技場]
「格上の相手なので、攻め込まれる回数が多いことは、試合前から予想していました」と振り返る。その通りに広島観音は迫力の攻めでゴールに迫ってきたが、相手に体をぶつけ、足を伸ばし、懸命に走って、前半の1点を守り切った。そんな如水館高の守備の中心となったのが、キャプテンマークを巻いたCB中司斗生也(3年)だった。
準々決勝では瀬戸内高を下したが、4-3という打ち合いの末の勝利は、手放しで喜べるものではなかった。「DFとしては残念な結果だったので、今日は失点だけは防ごうと思っていた」という思いを結果につなげた完封勝利は、「DFとしてはパーフェクトな試合だったと思います」。183cmの長身を生かして空中戦で優位に立ち、左右両サイドのスペースもカバーして、綻びを懸命に防ぎ続けた。
決勝トーナメントの組み合わせが決まったときから、選手たちには思い描いていたシナリオがあった。「(順当にいけば)瀬戸内、広島観音、広島皆実と対戦できる。“3強”を倒して初めての全国に行く、という目標が明確になった」のだ。ここまでに2校を倒し、いよいよ最後のライバルに挑む。
「広島皆実には、去年の高校総体予選と選手権予選、今年の高校総体予選で負けている。どうしても倒したいという意気込みが、選手一人ひとりにある。勝つことしか考えていません」
そう強い口調で語る一方、最後には「ワクワクしています」と笑顔も浮かべた。自分たちの力で書き進めてきたシナリオを、ハッピーエンドで締めくくる。そのために、これまでと同じように粘り強く、体を張って相手に立ちはだかる。
(取材・文 石倉利英)▼関連リンク
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