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ドラマは最後に待っていた…AT同点被弾で浦和が首位陥落

ゲキサカ / 2014年11月29日 16時36分

ドラマは最後に待っていた…AT同点被弾で浦和が首位陥落

[11.29 J1第33節 鳥栖1-1浦和 ベアスタ]

 J1は29日、第33節を各地で開催し、ベストアメニティスタジアムでは首位の浦和レッズと4位のサガン鳥栖が対戦した。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半23分にMF阿部勇樹のPKで先制した浦和がそのまま逃げ切ると思われたが、後半アディショナルタイムに鳥栖がDF小林久晃のゴールで追い付き、1-1のドローに終わった。得失点差でG大阪に上回れた浦和は首位陥落、ドローに追い付いた鳥栖も優勝の可能性は消滅した。

 勝ち点61で首位の浦和はこの試合に勝利し、同時刻キックオフのG大阪が引き分け以下に終われば06年以来、8年ぶりのリーグ優勝が決まる状況。勝ち点5差で浦和を追う鳥栖は、勝利すれば最終節まで優勝の可能性を残す大事な試合となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 リーグ戦のベアスタでの対戦では鳥栖が2戦2勝と、浦和にとって鬼門と言えるスタジアムだったが、最初に好機を迎えたのはその浦和。前半4分、DF那須大亮の縦パスを受けたMF梅崎司が左サイドに展開すると、ボールを受けたMF宇賀神友弥が右足で狙うも、シュートはクロスバーに弾かれた。

 しかし、その後は鳥栖の集中力の高い守備に苦しみ、PA内までボールを持ち込めない時間帯が続いた。対する鳥栖は前半11分にFW豊田陽平が落としたボールからMF金民友がPA内に侵入するものの、シュートまで持ち込めず。さらに同23分には高い位置でボールを奪ったMF水沼宏太のパスからMF藤田直之が好機を迎えたが、シュートはMF青木拓矢のブロックに遭った。

 両チームともに球際での激しい攻防が続く展開の中、鳥栖をアクシデントが襲う。前半31分、右サイドを突破しようとしたMF岡本知剛が接触のないところで負傷し、MF高橋義希との交代を余儀なくされた。そして同33分、後方からの縦パス一本で抜け出したFW李忠成が独走して決定機を迎えるがシュートは枠を外れ、同42分にはMF藤田直之のロングスローの流れからDF菊地直哉がシュートを放つもGK西川周作のセーブに遭い、前半は0-0のまま折り返した。

 後半に入り、最初に好機を迎えた浦和。後半3分、右サイドを突破したDF森脇良太のグラウンダーのクロスから宇賀神がMF柏木陽介につなぐ。しかし、柏木のシュートはDFにブロックされ、こぼれ球に反応した李のシュートは枠を大きく外した。

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