[横山杯]埼玉栄、熊本国府とスコアレスドローもファイナルゲームへ進出

ゲキサカ / 2014年12月30日 5時40分

[横山杯]埼玉栄、熊本国府とスコアレスドローもファイナルゲームへ進出

[12.29 横山杯決勝第1グループ第3戦 埼玉栄高 0-0 熊本国府高 矢田部サッカー場B面]

 「横山杯 第15回全国ユース招待サッカー大会」1st Division決勝第1グループ第3戦の埼玉栄高(埼玉)対熊本国府高(熊本)の一戦は0-0の引き分けた。グループ首位だった埼玉栄は、勝ち点、得失点差で並んでいた習志野高が新潟西高に1-2敗れたため、ファイナルゲーム進出が決定した。

 雨に加えて強風という悪条件の中行われた試合は、埼玉栄が序盤からU-17日本代表FW高橋利樹を起点に攻撃を展開した。前半9分、ゴール正面でパスを受けた高橋利がミドルシュートを放ったがGKにキャッチされ、同15分には高橋利とのワンツーで抜け出したMF貫井拓弥がシュートへ持ち込んだが飛び出したGKに阻まれた。

 熊本国府も高い位置からの守備で徐々に攻勢に出た。21分、FW大林海心のスルーパスに反応したFW杉田達哉が相手DFの背後に飛び出したが、わずかに長くなりシュートまで持ち込めない。23分には右CKからのこぼれ球を大林が右足ミドルシュートを放ったがゴール右へそれていった。前半はお互いにチャンスを作れずスコアレスで折り返した。

 後半はあまりチャンスを作れなかった熊本国府だが、「よく頑張っていた」と佐藤光治監督が絶賛したDF渡邉陸斗とDF田河雄大のCBコンビを中心に埼玉栄の高さを抑え込み、安定した守備を見せた。

 一方の埼玉栄は「起点になる高橋利にが止められ、パスも中盤を含めひっかかっちゃうことが多かったので、チャレンジしなくなって背後に蹴るしかできなくなった。それはうちにとって悪循環だった」と稲垣忠司監督が話すように単調な攻撃で相手の守備を崩すことができなった。後半18分にMF斉藤陽平の浮き球パスから高橋利が絡んでFW森山虎太郎が右足シュートを放つ場面もあったが、その後も決定機を作れず0-0のまま試合を終えた。

「うちは土のグラウンドで練習をしているので、人工芝でスリッピーなグラウンドでなかなかやる機会がない。もう少し落ち着いてつなげるかなと思ったんですけど、意図的にボールをつなげずドタバタしてしまった」と悔しそうに話した埼玉栄の稲垣監督。持ち味のパスサッカーは鳴りを潜め、「ここで気の利く選手がいればもっと面白いんですが…」と今後に課題を残した。

 対して熊本国府は得点こそ奪えなかったが最終戦でグループ首位を相手に意地を見せた。佐藤監督は大会を通じて「関東に来てみて、ボールの奪い方としてはどこのチームにも負けないくらいの自信を持つことができた。攻撃的なチームじゃなくて、守備も攻撃だと言えるような、堅守速攻じゃないですけど、そういったサッカーを今後もやっていきたい」と今大会で手応えを得たようだった。
(取材・文 清水祐一)▼関連リンク
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