[特別インタビュー]1対1への揺るぎなき自信…浦和GK西川周作「ドンと来い!」
ゲキサカ / 2015年5月4日 11時30分
昨季、リーグ戦7試合連続無失点というJリーグ新記録を樹立するなど、JリーグNo.1ゴールキーパーの名をほしいままにしているのが浦和レッズの守護神・西川周作だ。キーパーの概念を覆す守備範囲の広さや、チームの守備全体をオーガナイズするリーダーシップはもちろんのこと、フィールド選手と見まがうほどの足元の技術から繰り出されるスーパーフィードは、埼玉スタジアムに詰め掛ける目の肥えたファンを魅了して止まない。日本代表の正守護神としての期待も高い新時代型ゴールキーパーに意気込みを聞いた。
“あと1勝”からの勝負
タイトル獲得へ求められるメンタル
―浦和レッズではリーグ戦で好調を持続していますが、チーム状況はいかがですか?
「リーグでは無敗のまま中盤戦(インタビューは第7節終了時)ですが、チームはだれ一人として満足していないと思います。それはまだ“究極のところ”に達していないから。僕が考える“究極のところ”というのは、あと1勝すればタイトルを手にするというところです。去年はそこでタイトルを取ることができませんでした。やはり、“究極”になったときにこそ、自分たちが成長したことがハッキリ分かると思っています。それまでは、その状況に持って行くことに必死です」
―プレッシャーがかかる状況になったときに真価が問われる?
「そうです。あと1勝というところになれば、そこから先はほぼメンタルが勝負を分けると思います。チームのみんなでメンタルを鍛えて、もっと強くなりたいです」
―昨季は優勝に王手をかけながら逆転されて2位に終わりました。リーグ終盤は重圧に屈したという反省なのでしょうか。
「メンタルが勝敗を分けるということは、昨年の第33節サガン鳥栖戦ですごく感じました。僕らは最後のセットプレーで失点を喫してしまい、1-1の引き分けで試合を終えることになったのですが、あの場面では、気持ち的にヤバイと思っている選手が一人でもいたからゴールを入れられてしまったのだと思います。それがだれだったかというのは分からないですし、もしかしたら自分だったかもしれないですが……」
―今季は昨季の経験を生かせていますか。
「第5節の川崎フロンターレ戦のとき、最後のアディショナルタイムに相手のコーナーキックがあったのですが、そのときは鳥栖戦とは全然違いました。みんな声が出ていましたし、絶対に決めさせないぞという雰囲気が表れていたので、絶対に大丈夫だと思っていました。細かいところですが、こういうところを大切にしていきたいです」
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