原口元気×関根貴大 浦和の新旧24番による特別対談
ゲキサカ / 2015年7月10日 7時0分
昨夏、浦和レッズからブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへ移籍したFW原口元気。昨季、浦和のトップチームに昇格し、今季から原口が背負ってきた24番を受け継いだMF関根貴大。ともに浦和の下部組織で育ち、小学生のころから原口が「あこがれの存在」だったという関根。そんな後輩を何かと気にかけ、浦和の“顔”になってほしいと語る原口。4歳違いの2人のサイドアタッカーによる貴重なロング対談をお届けする。
2人のドリブラーが語る
お互いの“共通点と違い”
―関根選手から見て、原口選手はどんな先輩ですか?
関根「今も昔もあこがれの存在です。小学生のころに元気くんが出場していた全日本少年サッカー大会や全日本少年フットサル大会も見ていました。そのときから元気くんのドリブルが大好きでしたね」
―原口選手はいつごろ関根選手の存在を知りましたか?
原口「いつだったかなあ……。でも、クラブのスタッフから『お前みたいなヤツがいる』と言われていて。そうしたら、こんなヤツでした(笑)」
―2人がちゃんと初めて話したのはいつごろでしょうか?
関根「元気くんがユースのときに一度だけ話したことを自分は覚えています。元気くんは覚えてないと思いますが、自分が中1で、元気くんが高2でした」
原口「覚えてないですね……。でも、(関根のことは)よく聞いていたので。『原口2世』と言われていましたから」
関根「僕もそういうふうに言われていました」
原口「でも、タイプは違いますからね。ドリブルが好きという共通点はあるし、前へ行くというのも共通点ですけど、ドリブルの特長は違いますし、そこまで似ているとは思わないですね」
―ドリブルの種類が違うということですか?
関根「ドリブルの仕方は本当に違うと思いますね」
原口「間合いも違いますね。タカは縦に速いタイプですけど、僕はロングドリブルというか、長い距離をドリブルしていくほうが得意ですね」
関根「元気くんは結構、繊細に行きますけど、自分はゴリゴリなので(笑)。そこも違うと思いますよ」
原口「右サイドのほうがやりやすいの?」
関根「いや、左のほうがやりやすいです」
原口「この間、レッズの試合を見ていたら、右サイドのほうが仕掛けやすそうにしていたから。そんなことない?」
関根「ああ……。でも、本当は左のほうが行きやすいんですよ。右足でボールを持てますし」
―サイドによってボールをコントロールする足も変わるんですか?
関根「右サイドでは左足で持つことが多いですね」
原口「俺はどちらのサイドでも右足かな。でも、縦に行きたいときはアクセントとして左足で持ち出したりしますね」
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