[国際ユースサッカーin新潟]U-17代表の主将、MF佐々木は攻守で存在感「犠牲心をもってやらないと優勝はできない」
ゲキサカ / 2015年7月19日 4時45分
[7.18 国際ユースサッカーin新潟第1節 U-17日本代表 4-0 U-17メキシコ代表 スポアイランド聖籠]
「チェックも行ったし、中盤でゲームのコントロールもしていたし、そういう意味では非常に効果的にゲームに関わってくれているなと思っています」。U-17日本代表の内山篤監督は、14日から16日まで行われたU-18日本代表候補新潟合宿からそのままU-17代表に合流したMF佐々木匠(仙台ユース)について、そう評価していた。キャプテンマークを巻いてプレーした佐々木はまず勝利したことを喜び、個人のプレーについても「立ち上がりはバタバタする場面があったんですけれども、まずは守備から入ることができて、そこから徐々に調子を上げることができたと思います」と及第点を与えていた。
U-18代表候補、U-17代表では一貫してボランチでのプレーが続く。テクニカルなドリブルやスルーパスなど攻撃面を特長とするアタッカーだが、起用されたポジションでチームの勝利に貢献しようと集中している。「元々守備が得意な選手ではないんですけれども、こういうポジション(ボランチ)をやるからにはチームのために。自分の長所は上手さとかだと思うんですけれども、犠牲心をもってやらないとキャプテンですし、優勝はできないのかなと思います」。この日はポゼッションでボールを握る相手に対して献身的にチェックを繰り返し、ボールを奪い、攻撃に移れば少ないタッチで配球役に徹した。そして1-0の後半5分には貴重なPKを決めてチームに流れを生んだ。
右ひざにはテーピングが巻かれている。6月の中国遠征で負傷し、今回のU-18代表候補合宿で再び痛めた。それでも軽度のもののようで、合宿中は離脱することなく、フルメニューを消化。本人も「問題なく、球際のところは今も全然行けていますし、試合になれば忘れちゃいますね」と問題なしを強調した。そしてプレーでチームをけん引している。
U-17代表ではU-18代表でやってきたサッカーのスピード、強度を伝える役割も担う。「キャプテンとしてしっかり引っ張っていきたいと思っています」というMFが優勝にこだわり、残り2日間の日程を終える。
[写真]後半5分、U-17日本代表は佐々木がPKを決めて2-0
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4701]大宮U18MF山中大智(3年)_誰よりも走り、誰よりも戦い、誰よりも頑張る。漢気のグラディエーターが志願のCB出場で完封勝利に貢献!
ゲキサカ / 2024年5月13日 21時38分
-
[MOM4690]神村学園MF花城瑛汰(1年)_攻守で一際光る動き。兄の存在も刺激に
ゲキサカ / 2024年5月7日 20時26分
-
[MOM4680]帝京長岡MF遠藤琉晟(3年)_新米ボランチが歩み始めた絶対的な選手への一本道。地元出身のダイナモが“後輩たち”の前でプレミア初ゴール!
ゲキサカ / 2024年4月30日 21時41分
-
芽生え始めている“10番”の自覚。流経大柏MF柚木創は「いいからオレに出せよ」のマインドを貫く1年に向かう
ゲキサカ / 2024年4月23日 12時10分
-
[MOM4669]帝京MF吉田楽音(1年)_中学2年までサブも3年時に飛躍。伝統校対決で攻守に活躍
ゲキサカ / 2024年4月22日 13時47分
ランキング
-
1三笘薫、愛妻の顔出しで「驚き」 寄り添う姿を“初公開”で反響続々「声出た」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月21日 9時22分
-
2首位打者&OPS1位も…圏外に悲鳴「どういうこと?」 中間発表に賛否「意味わからん」
Full-Count / 2024年5月21日 16時46分
-
3万年最下位争いのチームが連日満員 ファンの期待と熱くて温かな視線
スポニチアネックス / 2024年5月21日 11時1分
-
4【関西学生野球】関学大6季ぶり優勝の原動力は「コロナ世代」の結束 悪夢の「5・20」が歓喜の一日へ
スポニチアネックス / 2024年5月21日 6時3分
-
5ドジャース・山本由伸が5連勝、7回途中までメジャー最多100球、8奪三振2失点の力投
スポニチアネックス / 2024年5月21日 13時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください