[adidas Cup in TOKYO]夏から「一回り二回り強くなった」新潟明訓が帝京三に攻め勝つ
ゲキサカ / 2015年10月3日 19時32分
[9.26 adidas Cup in TOKYO 新潟明訓高3-2帝京三高 RKUフットボールフィールド]
冬の躍進を目指す全国の強豪11校が参加した「2015 adidas Cup in TOKYO」が9月25日から27日まで開催された。ともに今夏の全国高校総体に出場している新潟明訓高(新潟)対帝京三高(山梨)戦は3-2で新潟明訓が競り勝った。
注目レフティー・MF加藤潤主将(3年)が「インターハイが終わってから、チームが一回り二回り強くなったと思う」と手応えを口にしていたが、新潟明訓は初戦敗退した全国高校総体からスケールアップしたことを印象づけるような戦いぶりだった。まずは試合開始直後、キックオフからのボールを奪って攻めた新潟明訓は中央からサイドへ逃げながらボールを受けたFW田辺大智(3年)が逆サイドのゴールネットへファインショットを突き刺して先制。その後も新潟明訓は「(チームのバランスを考えて)自分はとにかく守備になりましたね。個人であれば1対1、特に守備では負けたくない」というように、守備に重きを置いてプレーする加藤と抜群の展開力と攻撃センスを持つMF中村亮太朗(3年)という全国トップクラスのボランチコンビを軸に、相手を圧倒するような内容で試合を進めていく。
対して、全国高校総体16強の帝京三はこの日指揮を執った新村知仁コーチが「サブの選手たちのレベルアップを図らせたいというのもあった」と説明したように、今大会は先発奪取を目指す選手たちで構成されたメンバー。静岡での走り合宿を経てこのadidas Cupに参加している帝京三は試合勘をやや欠いていることもあってか、新潟明訓戦の前半は開始直後に失点し、シュート数は0-10で折り返した。それでも"らしさ”を発揮するような要所を締める守りで1点差のまま折り返すと、後半3分に右サイドからMF佐々木祐真(3年)が出したラストパスをフィジカルコンディションの上がってきているというFW梅田隆次(3年)がニアサイドで合わせて同点に追いつく。
だが新潟明訓は13分、中央でボールを持った田辺が中央突破。対応するCBを強引に右側からかわしながら放った右足シュートがゴールへ突き刺さった。新潟明訓はこの後も推進力のある2トップに加えて再三相手の逆を取って打開するMF高橋怜大(3年)の突破や中村の絶妙なパスなどから決定機を連発。だが最後のシュート精度を欠くと後半終了直前の38分、右SB三井貴耀(3年)のクロスをファーサイドのMF高田修平(3年)に合わせられて同点に追いつかれてしまった。
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