[新人戦]「何がなんでも選手権を狙いに行く」成長途上の久御山が辛勝で京都8強入り
ゲキサカ / 2016年2月8日 6時0分
[2.7 京都府高校新人大会2回戦 久御山高 2-0 桃山高 久御山高G]
平成27年度京都府高校サッカー新人大会の2回戦が7日に行われ、昨年の府総体を制し、全国16強入りした久御山高と桃山高が対戦。前後半に1点ずつ奪った久御山が2-0で勝利し、ベスト8へと駒を進めた。
昨年のチームから主力の多くが入れ替わり、1からのチーム作りを行う久御山は「最終ラインからのビルドアップが成長途上」(松本悟監督)。前日に行われた1回戦の福知山成美高戦でも苦戦し、70分間で決着がつかずPK戦での辛勝だった。この日もDF宮里侑季が「DFや中盤のミスが多かった。昨日も今日も相手に崩されているというよりも、自ら付け入る隙を与えてしまった」と口にしたようにピリッとせず。前半1分に中盤でのボールロストからMF山本大翔にゴール前にスルーパスを通されると、MF宮丸和士がフリーでファーストシュートを打たれてしまう。
「全員が『目の前の相手をいなそう』という意識が強かったと思う。一回一回のプレーが遅いから出さなくて良い所に出してしまい、攻撃が詰まってしまった」。宮里がそう振り返る久御山に最初のチャンスが訪れたのは15分。左サイドでDF下西真斗のパスを受けたFW清水大聖が中央へのドリブルからゴール前にパスを入れ、フリーで受けたFW吉川建也がシュートまで持ち込んだが、桃山DF松井恭平のスライディングに阻まれた。24分には右サイドを抜け出した吉川がPAに切り込みシュート。GKの脇を抜けたものの、懸命に戻ったDF堀口裕貴に阻まれてしまう。セカンドボールを押し込もうとした清水のシュートもFW荒井裕に弾かれた。得点こそ奪えなかった久御山だが、時間の経過と共に「中盤でボールを失わなくなって、前の方でプレーできるようになってきた」(宮里)。29分にはMF井上将孝がPA前からシュートをお見舞い。相手に当たってPA内にこぼれた所を吉川が再び狙い、GKが弾くと、最後は清水が押し込んで1点リードで前半を終えた。
リズムを掴んだ久御山は、後半4分に中盤での連係から左サイドを上がった下西がシュートを狙ったものの枠を捉えることができず。以降もゴール前まで攻め込みながら、追加点が奪えない時間が続く。そんな中、2度目の歓喜を呼び込んだのは途中交代で入ったFW梅原和輝のプレー。20分にエリア右でボールを持つと、ドリブルでGKとの1対1に持ち込み、落ち着いてゴール左隅に決めた。反撃に出たい桃山は、終盤に入ってからも途中出場のMF今井貴哉が右から、10番の水田寛人が左からチャンスを作ったが、ゴールは奪えずタイムアップ。2-0で勝利した久御山がベスト8進出を果たした。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
求められるのは「相手の土俵になっても戦わないといけない」逞しさ。大宮U18は尚志相手に粘り強く完封勝利を収めて今季2勝目!
ゲキサカ / 2024年5月13日 19時36分
-
関西大が天皇杯大阪予選3連覇!昨年は浦和と延長死闘、今年は1回戦からJクラブ・カターレ富山と対戦へ
ゲキサカ / 2024年5月12日 21時41分
-
[プリンスリーグ関西1部]履正社vs京都橘は0-0ドロー。苦戦が続く中、ともに前向きな内容の好バトルに
ゲキサカ / 2024年5月10日 3時23分
-
プリンスリーグ東海の連勝対決、藤枝明誠vs静岡学園Ⅱは課題と収穫の1-1ドロー
ゲキサカ / 2024年4月22日 17時58分
-
上手さと勝利をどん欲に追求。浜名に逆転勝ちの藤枝東、プリンスリーグ東海で開幕3連勝
ゲキサカ / 2024年4月22日 17時47分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
4巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
5今永昇太無双!また7回0封、メジャー最高の防御率0・84もファン落胆 「カブスは今永を無駄にしてる」「援護してあげて!」
iza(イザ!) / 2024年5月19日 8時20分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください