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[練習試合]「楽しかった」U-19世代屈指の名手、MF市丸瑞希が2年ぶりの“代表”で攻守にアピール

ゲキサカ / 2016年4月14日 2時55分

[練習試合]「楽しかった」U-19世代屈指の名手、MF市丸瑞希が2年ぶりの“代表”で攻守にアピール

[4.13 練習試合 U-19日本代表候補 2-0 G大阪 G大阪練習場]

 試合後、何度も「楽しかった」と口にしたように、2年ぶりに日の丸を背負ったMF市丸瑞希(G大阪)はU-19日本代表候補の一員として、充実した3日間の大阪合宿を過ごした。

 世代別日本代表に選ばれたのは2014年3月にU-17日本代表として戦ったサニックス杯以来。世代屈指の名手である市丸は昨年、G大阪ユースの主将としてプレミアリーグWEST制覇に貢献するなど目を見張る活躍を見せながらも代表には縁がなかった。一方で、今季ともにトップチームへと昇格したDF初瀬亮、MF高木彰人、MF堂安律の3名だけでなく、大津高からG大阪に加入したDF野田裕喜とFW一美和成も同世代の代表チームの常連に。「そんなに意識はせずにやってきたけど、同じチームに代表がいるのは刺激になるし、悔しさもある。今回、久々に代表に入って気持ちよくプレーできたし、やっと代表に戻れてホッとした」。

 前回、代表に選ばれた際に指揮を執ったのは今回と同じく内山篤監督だったが、「あの時とはだいぶ変わっている」と口にするように、共に戦った選手はGK小島亨介(早稲田大)、DF町田浩樹(鹿島)ら、ごくわずか。それでも、「瑞希からサイドに良いボールが出ていた」とFW小川航基(磐田)が口にするなど、序盤からブランクを感じさせないプレーで攻撃に絡んだ。

 2年前と変わったのは一緒にプレーするメンバーだけではない。「プロに入ってから球際の部分だったり、ボランチの所でボールを奪い切る力を意識している。そういうのはだいぶ成長してきたかなと思う」と口にするように、以前よりも格段に増した高い守備力で、相手の攻撃を防いだのも変化の一つだ。「自分の良さは出せたと思う。アグレッシブに行けたので、良かった。チームとしても良い時間帯で先制点が獲れたと思う。危ない場面はあったけど、失点もなかったので良かった」と口にしたように、確か手応えを掴んだ試合だったことは間違いない。

 先週金曜日にG大阪の先輩であるDF平尾壮に連れられて行った美容室で髪を切るだけのはずだったが、「ノリで」でカラーリングも行ったため、髪色もこれまでの黒髪から茶髪へと変わった。「ちょっとイメチェンをしたかったんです」と笑う“新たな”市丸は、プレー面でアピールした3日間の合宿後もしばらく茶髪を続ける予定だという。

 不遇の時を過ごしたこれまでの2年間とは違い、これからはもう代表から遠ざかるつもりはない。「代表はずっと選ばれ続けて、(10月の)最終予選にも行きたい。選ばれ続けたら、ガンバのトップでやるチャンスも出てくると信じて頑張りたい」。意気込み通りに、U-19代表に欠かせない選手になれるか注目だ。

(取材・文 森田将義)

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