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[関東]慶大が順大に3発逆転! 総力戦での白星奪取、浮上のきっかけに

ゲキサカ / 2016年5月15日 19時39分

[関東]慶大が順大に3発逆転! 総力戦での白星奪取、浮上のきっかけに

[5.15 関東大学リーグ1部第7節 慶應義塾大3-2順天堂大 味スタ西]

 第90回関東大学1部リーグ第7節が15日に各地で行われた。慶應義塾大は順天堂大に3-2で勝利し、今季3勝目を手にすると10位から、首位と勝ち点4差の8位へ順位を上げた。敗れた順天堂大は2連勝はならなかったものの、6位と順位は変わっていない。

 試合後、慶應義塾大の須田芳正監督は「選手が思い切って自分たちの力を出し切った、すごくいいゲームでした」と微笑んだ。関東リーグ優勝を目指してスタートを切った今季だったが、開幕から6試合を終えて、2勝4敗の10位に低迷。連勝ならずに浮上のきっかけをつかめないまま、前期リーグ前半を折り返していたが、この日は攻守噛み合うプレーで今後へつながる大きな収穫ある勝ち点3を手にした。

 先発ではMF増田皓夫(2年=桐蔭学園高)の疲労を考慮し、ルーキーMF落合祥也(1年=横浜FCユース)が初先発で大学リーグデビュー。前々節・専修大戦で負傷したDF溝渕雄志(4年=流通経済大柏高)は欠場した。

 加えて前節から中盤で起用されている主将のMF宮地元貴(4年=東京Vユース)はこの日もボランチを務めたが、その腕にキャプテンマークはなく。代わりにDF井上大(4年=國學院久我山高)がキャプテンマークを巻いていた。

 この理由について、須田監督は「(宮地は)主将ということで肩に力が入りすぎ、それが周りにも伝染してしまっていた。なのでちょっと休みなさいと。自分のプレーに集中しなさいということで、井上にキャプテンを任せました」と説明する。

 このまま下位グループに留まるわけにはいかないと、後が無い覚悟で望んだ慶應義塾大だったが流れをつかんだのは順天堂大。2列目からの飛び出しで果敢に仕掛けてはゴールを脅かす。すると前半23分に勢いそのまま先制に成功。PA左から仕掛けたMF米田隼也(3年=静岡学園高)の横パスに反応したルーキーFW浮田健誠(1年=柏U-18)がDFに挟まれながらも、左足シュートを決めた。

「ターンとかが決まって、いい位置にボールを置けて。自分の中では今までで一番キレイなゴール。泥臭く、相手より先に触ろうと思ってプレーしていました」と振り返るルーキーの2戦連発となる今季3点目で順天堂大が1-0と先制した。

 その後も順大が押し込み続け、前半25分にはボランチのMF名古新太郎(2年=静岡学園高)が右サイドから仕掛けての折り返し。ゴール正面の米田がシュートを狙うもDFに阻まれた。同29分にはMF旗手怜央(1年=静岡学園高)のパスからPA右に出た名古がシュートを放つも、GK上田朝都(1年=横浜FMユース)にセーブされた。なかなか追加点が奪えない。

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