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[総体]「結果を残すことだけを考えていた」市船FW野本が縦突破から決勝アシスト!!

ゲキサカ / 2016年8月3日 6時38分

[総体]「結果を残すことだけを考えていた」市船FW野本が縦突破から決勝アシスト!!

[8.2 全国高校総体決勝 市立船橋高 1-0 流通経済大柏高 Eスタ]

 意地のアシストだった。市立船橋高の左FW野本幸太(3年)は、高校年代最高峰のリーグ戦である高円宮杯プレミアリーグEASTで5得点を挙げて得点ランキング2位につけている実力派のアタッカーだ。チームのセットプレーを任され、その力強い突破も武器。だが、今大会は準決勝までの先発は2試合で無得点に終わっていた。一方で、1年生MF郡司篤也が5得点を挙げて前線の軸に。野本にとって悔しい大会となっていた。

 それでも決勝は先発出場。朝岡隆蔵監督は「野本の出場時間少なかった。メンタリティーも見たかったし、物足りなさもあったけれど、彼のエネルギーに期待して」起用理由を明かす。その野本は「決勝という舞台でチャンスをもらえたということで結果を残すことだけを考えていました」。その思いは前半アディショナルタイム突入後の37分に結実する。

 MF西羽拓(3年)がタイミング良く左中間を抜け出すと、野本はそのドリブルをサポート。こぼれ球を拾うと、「仕掛けて終わろうと思っていた」というように、縦へのドリブルでマークを外してゴールライン際から中央へ折り返す。これをFW村上弘有(3年)が左足ダイレクトで合わせて決勝点となった。勝敗を左右する1プレーについて野本は「今まで全然結果を残していなかったので点取るつもりで決勝に臨んだんですけど、アシストという形で良かったです」と素直に喜んでいた。

 今月下旬にはエース級の活躍を見せてチームを引っ張っているプレミアリーグが再開する。「この夏まだあるんで、もう一段階レベルアップして、点も取りつつチームに貢献する活躍もできるような選手になれればいいと思います」。絶対に結果を、というエネルギーを持ち続けて夏を過ごす。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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