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[UAチャレンジカップ]全国4強の昌平に“負けなかった”浦和東が郡山商に4発快勝

ゲキサカ / 2016年8月18日 10時33分

[UAチャレンジカップ]全国4強の昌平に“負けなかった”浦和東が郡山商に4発快勝

[8.17 アンダーアーマーチャレンジカップ 郡山商0-4浦和東 多目的広場]

「アンダーアーマーチャレンジカップ2016 SUMMER」が17日、開幕し、グループBの第2試合では浦和東高(埼玉)が郡山商高(福島)と対戦し、4-0で快勝した。

 試合はいきなり動いた。浦和東は前半3分、右サイドのスペースにMF松本巧(3年)が飛び出し、マイナスに戻したボールをFW中村ジェフ清児(3年)がループシュート。前に出ていたGKの位置をよく見た技ありゴールで幸先よく先制点を奪った。

 中村とFW山田健太郎(3年)の2トップが流動的に動いて前線をかき回す浦和東は右の松本、左のMF廣井健太(3年)が果敢にドリブル突破を仕掛け、郡山商を押し込んでいく。「監督から『縦に行け』と言われているので、それをまっとうできた。そこが持ち味なので」(松本)、「ドリブルで仕掛けながらチャンスをつくれた」(廣井)という攻撃的な姿勢でゲームを支配した。

 すると前半32分、ロングフィードから背後のスペースに飛び出した山田が左サイドをえぐってゴール前にクロス。逆サイドから走り込む松本のスライディングシュートはDFに阻まれたが、こぼれ球を松本が倒れたまま押し込み、2-0とリードを広げた。

 後半も主導権を握る浦和東は後半25分、MF大野瑞貴(3年)のスルーパスに廣井が反応。「大野くんがボールを持ったときはいつも裏にボールが出てくるのでいつもどおりに動いた」とゴール前に抜け出し、右足で追加点を奪った。同33分には松本が自身2点目となるダメ押しゴール。鈴木豊監督が「夏の最後の仕上げ」と位置付ける大会の初戦で4発快勝をおさめた。

 総体埼玉県予選はベスト8だった浦和東だが、選手権予選に向けて大きな刺激となっているチームがある。埼玉代表として全国高校総体に出場し、東福岡を撃破するなどベスト4に躍進した昌平高だ。鈴木監督は「昌平が全国4強まで行ってくれたおかげで、(全国も)遠くはないのかなと。選手権に向けて、いいモチベーションになっている」と明かす。

 昌平に対して「戦えない相手ではない」と話すのは、根拠なき自信ではない。4月の関東大会埼玉県予選準決勝で昌平と対戦した浦和東は2-2からのPK3-5で惜敗。松本は「そういう身近なチームがインターハイでベスト4になったのは刺激になる」と目を輝かせる。「高い意識を持って選手権につなげられれば」。昨夏のアンダーアーマーチャレンジカップに続く大会連覇で選手権予選に弾みを付けるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)
●アンダーアーマーチャレンジカップ2016 SUMMER

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