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「勝たせるGKになることを意識してきた」レスリングで活躍の父持つ鹿児島城西GK泉森がPK戦でビッグセーブ!

ゲキサカ / 2017年1月2日 20時48分

{c|鹿児島城西高}}の2年生GK泉森涼太がPK戦1人目を止めてガッツポーズ

[1.2 全国高校選手権2回戦 鹿児島城西高0-0(PK4-2)長崎総合科学大附高 等々力]

「勝たせるGK」になったことを証明した。0-0で突入したPK戦。鹿児島城西高の2年生GK泉森涼太が右へ跳躍して長崎総合科学大附高の1人目をいきなりストップする。

「雰囲気的にこっちかなというのがあった。当たって良かったです」。

 プリンスリーグ九州王者の長崎総科大附に対し、守備的なゲームプランで試合に臨んだ鹿児島城西だったが、DFたちが80分間身体を張って守り続けてくれた。狙い通りに0-0で80分を終えたチームの流れを守護神がPK戦で繋ぐ。「DFが結構頑張ってくれて、ここで止めないとチームに申し訳ない。1本目で止めてチームに安心感をもたらすことができて良かった」。

 鹿児島城西が4人連続で決めたのに対し、長崎総科大附は4人目のシュートがポストを直撃。泉森は笑顔で駆け寄るチームメートたちの中へ飛び込び、喜びを爆発させていた。「今年1年、勝たせるGKになることを意識してきた。去年も、一昨年もPK戦で負けているんで勝たせると決めていました」。その言葉通りのパフォーマンスで勝利をもたらした。

 小久保悟監督が「(PK戦は)結構止めるので、トレーニングのところから。信頼していました」と語り、CB生駒仁(2年)も「(PKは練習から)めっちゃ止めていました」というほどのPK戦の強さ。加えて、この日は相手のロングボール、クロスに対し、身体能力の高さを活かしたキャッチングを披露してゴールを割らせなかった。

 父・一喜さんは学生時代、全国大会で2位となり、代表チームの活動にも参加したことがあるのだという。「一瞬のスピードはあるので引き継いでいる部分はあると思います」という才能もこの日発揮した泉森が、3回戦では前回王者・東福岡高の前に立ちはだかる。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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