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“02ジャパン”発足後初の練習試合は午前よりも午後!1日2試合で成長の跡示す

ゲキサカ / 2017年2月24日 21時10分

清水桜が丘戦1本目、U-15日本代表候補はFW須藤直輝のゴールで先制

 “02ジャパン”が発足初の練習試合で連勝! 2002年生まれ以降の選手たちで構成されたU-15日本代表候補が、19年のU-17W杯を目指して始動。16日から初の候補合宿を静岡県内で行っている。18日にはともに静岡県を代表する名門校の清水桜が丘高、静岡学園高とチーム発足後初の練習試合を実施。午前に行った清水桜が丘戦は35分×3本で午後の静岡学園戦は40分×3本、対戦相手はいずれもベストメンバーではなかったが、U-15代表候補の選手たちにとって1、2学年上の世代に当たる新2、3年生を中心に構成されており、腕を試すには絶好の場となった。
 
 その中で彼らに求められたのは普段通りのプレーだ。有馬賢二監督は「関わり続けることや労を惜しまないでボールを奪うに行くこと」を最低限のプレーとして選手たちに求めた上で、「疲れたから出来ないのであれば、(力が)足りないということになる。どのような状況でもクオリティを出すこと」を要求。前日までの練習で疲労が溜まっていたが、現状でのベストパフォーマンスを見せられるかがポイントになった。

 指揮官からミッションを課せられた選手たちは、一戦目の清水桜が丘戦から期待通りのプレーを披露する。疲れを感じさせないアグレッシブな動きで試合の主導権を握ると、幾度となく好機を演出。1本目こそ得点を奪えなかったが、2本目15分にFW須藤直輝(大宮ジュニアユース)がネットを揺らした。その後も中盤でボールを奪うと、素早く速攻を仕掛けて試合を優勢に進める。3本目に入っても、U-15代表候補の勢いは衰えない。12分にFW吉田有志(C大阪U-15)が加点して2-0で試合を終えた。

 そして、2試合目の静岡学園戦は午前の疲れを抱えた中で行われたため、午前以上にタフな試合となったが、選手たちは開始早々から積極的に攻撃を仕掛ける。清水桜が丘戦同様に球際で競り勝つと、シンプルに縦を突いて相手を脅かした。1本目15分にMF近藤蔵波(C大阪U-15)の一撃で先手を取り、26分には須藤の2試合連続となるゴールで加点。これで完全に波に乗った“02ジャパン”は2本目も果敢に得点を狙い、終了間際に2失点を喫したものの4ゴールを加えた。3本目に入ると相手に攻め込まれる場面が多くなったが、MF西川潤(横浜FMジュニアユース)とFW池端今汰(磐田U-15)がネットを揺らした。終盤に1点を返されたが、終わってみれば8-3の圧勝。指揮官の要求に応えるプレーを随所に見せ、フィジカル面で優位に立つ高校生チームに対して2連勝を飾った。

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