[プレミアリーグEAST]際立つプレー、トップ公式戦出場、周囲の高評価もMF山田康太が何より欲する横浜FMユースの白星
ゲキサカ / 2017年5月7日 9時2分
ナイキジャパンは世界で戦う次世代の選手の育成を促進する「NIKE NEXT HERO プロジェクト」を実施中。高円宮杯プレミアリーグの第3節にポイントを獲得した選手の中から横浜FMトップチームでも公式戦出場を重ねる注目MFをピックアップした。
[5.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第5節 横浜FMユース 0-2 鹿島ユース 保土ヶ谷]
ピッチに立っていた誰よりも「何とかしたい」という思いが伝わってくるプレーの数々だった。横浜F・マリノスユースのU-18日本代表MF山田康太主将(3年)は3日前のルヴァン杯で38分間プレー。高校3年生ながらトップチームで公式戦出場を重ねる期待のボランチはユースのステージでも一段階上の技術とテクニック、そして勝利への強い思いを表現していた。
だが、「きょうは自分のせいかなと思います」という敗戦。失点に繋がるFKを与えた1点目を含めて2失点に絡んでしまった。だからこそ、誰よりもボールに絡み、パス交換で相手の守備網をくぐり抜けてシュートを打ち込み、自分が囮になってのパス、直接FK、加えて守備面でも奮闘。だが、チームを勝利へ導くことはできなかった。監督・コーチが印象に残った相手チームの選手を評価する「NIKE NEXT HERO プロジェクト」では開幕から全4試合でポイントを獲得。山田個人としては常に評価を得るプレーをし、横浜FMの西谷冬樹監督も「良くやっている。良く引っ張ってくれている」と評しているが、チームはこれで開幕から3分2敗とまだ結果が出ないでいる。
自身にとって初めてキャプテンとしてシーズンを送っているという山田は苦悩しながらの日々。自身の活躍や周囲の高評価よりもチームの勝利に貢献したいという思いがある。この日の敗戦後は「迷惑かけた分、点取りたいと思っていたし、絡みたいと思っていたし、試合開始から自分が中心になってボールを動かして戦うところや、ファイトして戦う姿勢を見せていければと思ったんですけど、もう一歩のところでゴール獲れなかったり、そういうところを詰めていかないと勝てないと今、感じています」と唇を噛んでいた。
トンネルを抜け出すため、個人としてはトップチームで学んだことを一つでも多く表現してチームに伝え、チームのレベルアップと勝利に貢献するだけだ。トップチームでは主に1タッチでボールを叩いてから前へスプリントする動きを要求されているという。同時にプロの選手たちから学んでいるのが、ポジションやシステムにとらわれるのではなく、状況に応じて動き、チームを修正することだ。
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