「バタバタしすぎ」高萩先制ヘッドもFC東京痛恨ドロー…GK林「自滅みたいなもの」
ゲキサカ / 2017年5月29日 3時42分
[5.28 J1第13節 FC東京1-1甲府 味スタ]
いきなり試合を動かした。FC東京は前半2分、DF太田宏介の右CKをニアサイドのMF高萩洋次郎がヘディングで合わせ、甲府DF新里亮に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。今季、FCソウル(韓国)から加入した高萩はこれが移籍後初ゴール。「(太田)宏介からいいボールがきた。練習でやっていた通りの形が出せた」。
幸先良く先制に成功したものの、試合運びは難航した。シュートまで持ち込めない時間帯が続き、前半44分にはミスから同点弾を献上。「ああいう形で失点したけど、めちゃくちゃ悪い試合というわけではない。全体的にチームとして慌てすぎ、バタバタしすぎ。もっとどっしり構えてもいい」。試合をコントロールできなかった要因を振り返った高萩は「うまくいかない時間帯もある。もっと冷静にチーム全体として守備の時間があってもいいのかなと思う」と課題を口にした。
GK林彰洋は「リスクを冒すべきじゃないところと冒すべきところ、守備が決まらないところがあった」と分析する。「引いて守るところも時には必要だと思う。中途半端に出ていってピンチを招く場面もあったので、もう少し賢くやれたかな。今日は絶対に勝たないといけない試合だった。正直、相手にチャンスというチャンスをつくられていない状態で自滅みたいなもの」。守護神は厳しい表情でそう言い放った。
猛攻をかけた後半は7本のシュートを放って甲府を圧倒したが、最後まで2点目が遠かった。痛恨のドロー決着。試合後、サポーターからは容赦ないブーイングが飛んだ。高萩は「もう一点取れなかったのは課題」としながらも、「今までは崩すところまでできていなかったので、それは上積みできている。そこからゴールにつながるようにしていきたい」と前を向いた。
(取材・文 佐藤亜希子)
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