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ドイツ2年目の戦いを終えたマインツ武藤嘉紀、ブンデスで最も衝撃を受けた選手は?

ゲキサカ / 2017年5月30日 10時7分

―ブンデスリーガについてお聞きします。バイエルンと対戦して感じたことは?
「やっぱり一人ひとりがミスしないですね。簡単なミスがない、そして的確な判断ができる。2つの選択肢があったら必ずいい方の選択肢を彼らは選べる。だからこそボールも取れないですし、ほとんどの時間でボールを保持されます。あとは一人ひとりが自信をもってプレーしていますね。誰も仲間に媚びを売ったりしていません。自分が思ったことを発言するし、それをプレーで示している。ピッチ内外で仲がいいかと言われたら、見た感じ仲は悪いんですよ。でもそれが強い集団なんだと思います」

―日本人より外国人選手の方が自我が強いと感じます。
「そこが違いますね。僕がPKを取っても(ボールを)奪いに来ますからね。現にチーム内で決まっていることもありますけど、今シーズン2回とも他の選手に蹴られました。日本人は規律に従ってしまうところがあって、そこがいいところであり、逆に悪いとこでもあると思います。でも、人が取ったPKでも自分が蹴るという意思だったり、外国人選手はその結果が評価されるとわかっているから奪いに来るので、自分も少しエゴイストにならないといけないのかなと思います」

―2シーズン、ドイツでプレーしましたが、最も衝撃を受けた選手は誰ですか?
「1シーズン目から衝撃を受けていたバイエルンのチアゴ・アルカンタラですね。僕はフォワードなので、だいたい相手の後方からボールを奪いにいきます。取れると思ったら取れるんですが、チアゴに関しては後ろに目がついているんじゃないかと思うぐらい逆を突かれてしまいます。チアゴはそれも想像して次のタッチをしていると思います。あとはドリブルの質だったり、パスの質、全部に衝撃を受けました」

―ちなみに、バイエルンは準々決勝で敗退となりましたが、UEFAチャンピオンズリーグ決勝はレアル・マドリーとユベントスのどちらが優勝すると思いますか?
「ユベントスかもしれないですね。やっぱり守備の堅さと安定感ですね。あれだけ守備が堅いとレアルの攻撃陣はイライラしてくると思いますし、そういった中でユベントスは守備が強いだけじゃなくて、攻撃力もすごいので、そこで1点を先に取ってしまえば、ユベントスに分があると思います」

―来季に向けて必要だなと感じていることは?
「結果ですね。まだまだ今の結果では満足していないので、誰もが認めてくれる結果を出したいと思っています」

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