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コウチーニョの汚名返上弾で追いつくも…リバプール逆転できず痛恨ドロー

ゲキサカ / 2017年9月27日 6時55分

コウチーニョが同点弾も痛恨のドロー

[9.26 欧州CLグループリーグ第2節 スパルタク・モスクワ1-1リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、グループリーグ第2節1日目を行い、E組はリバプール(イングランド)が敵地でスパルタク・モスクワ(ロシア)戦と対戦し、1-1で引き分けた。第3節は10月17日に開催され、リバプールは敵地でマリボル(スロベニア)、スパルタク・モスクワはホームでセビージャと対戦する。

 グループEは第1節でリバプールがセビージャと2-2、スパルタク・モスクワはマリボルと1-1で引き分け、全チームがドロー発進。リバプールは開幕節で退場となったDFジョー・ゴメスが出場停止となり、代わりにDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが右SBで先発。リーグ戦3試合出場停止のMFサディオ・マネはそのセビージャ戦以来の公式戦出場となった。

 中盤で激しい潰し合いが繰り広げられる拮抗した試合の入りから、マネが緩急をつけた突破でチャンスをつくり、徐々にリバプールが攻勢を強めていく。11分、アレクサンダー・アーノルドがFWモハメド・サラーとワンツーの形でPA内に進入し、胸トラップから右足ボレーで狙ったが、シュートはゴール左へ。13分にはMFコウチーニョが鋭い縦パスを入れ、PA内に抜け出したサラーがピタリと足元に収めて前を向いたが、相手の素早いブロックに阻まれた。

 さらに前半17分、右後方からマネがDFとGKの間にクロスを入れ、FWロベルト・フィルミーノが打点の高いヘッドで合わせたが、これは好反応を見せたGKアルテム・レブロフが右手でファインセーブ。流れをつかんだリバプールが押し込んでいたが、先手を取ったのはワンチャンスを生かしたスパルタク・モスクワだった。

 前半21分にMFエムレ・カンが左サイドでボールをカットされた流れから相手に絶好のチャンスを与え、コウチーニョのファウルでFKを献上。ゴール正面約25mの位置からMFフェルナンド・ルーカス・マルチンスが右足で直接狙うと、回転のかかった強烈なシュートは壁を巻いて鮮やかにネットを揺らした。

 1点のビハインドを負ったリバプールはすぐさま反撃に出ると、前半25分、アレクサンダー・アーノルドのアーリークロスをマネが豪快なダイビングヘッドで突き刺したが、これはオフサイドの判定。それでも前半31分、マネにボールを預けたコウチーニョが一瞬のスピードでPA内に抜け出してリターンを受け、相手DFを振り切って右足でゴールを射抜いた。

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