互いにPKで得点奪うもV弾生まれず…15位広島と14位札幌との“残留争い直接対決”は痛み分け
ゲキサカ / 2017年9月30日 17時57分
[9.30 J1第28節 広島1-1札幌 Eスタ]
勝ち点26で15位のサンフレッチェ広島と、勝ち点27で14位の北海道コンサドーレ札幌による残留争い直接対決は、1-1で引き分けに終わった。
前半3分、FW都倉賢が遠い位置から左足シュートを放つなど、入りが良かったのは札幌だった。16分には、MFチャナティップが細かいタッチで相手を翻弄し、会場を沸かせると、19分にはDF福森晃斗のFKからFWジェイが打点の高いヘディングシュートをみせた。
2連勝で5試合負けなし(3勝2分)と復調した広島は、前半33分にPA左手前からMF柏好文がふわっとしたパスを送り、FWパトリックが競り勝つがヘディングシュートはクロスバー上。35分には、カウンターから数的優位の状況を作り出すが、PA左から柏が折り返したボールは相手DFに当たってしまい、シュートまでつなげることはできなかった。
スコアレスで迎えた後半は互いにPKでスコアを動かす。まずは後半13分、MFアンデルソン・ロペスがDF菊地直哉にPA内で倒され、PKを獲得。アンデルソン自らキッカーを務め、ゴール左隅に流し込んだが、蹴る前に味方がPA内に入ったとしてやり直しを命じられた。それでもアンデルソンは冷静にもう一度ゴール左隅にねじ込み、先制に成功した。
1点を追う札幌は後半22分、MF荒野拓馬のクロスをカットしたMF稲垣祥のハンドによりPKを得る。キッカーは都倉。ホームサポーターのGK中林洋次コールも集中力を切らさず、冷静にゴール左隅に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。
札幌は後半30分、ピッチに倒れ込んだMF宮澤裕樹が担架でピッチを後にし、MF小野伸二をピッチに入れる。一方、思うようにパスを回すことができない広島は35分、MFフェリペ・シウバに代えてFW皆川佑介、38分にはMF青山敏弘に代えてMF森崎和幸を入れ、勝ち点3を奪いに行った。
後半39分に広島に決定機。右サイドの浅い位置からDF丹羽大輝がクロスを送り、皆川がヘッドでPA右に落とす。ゴール前にフリーで走り込んでいた柏がトラップから右足を振り抜くが、わずかにゴール左に外れてしまい、絶好のチャンスを逃した。
勝てば勝ち点3以上の価値があるだけに、最後まで互いに攻撃の手を緩めなかったが、決勝点は生まれず。試合は1-1で引き分けに終わり、勝ち点1を分け合った。
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