元Jリーガー近藤貫太、慶應2部降格に「この結果は僕の責任」…卒業後はサラリーマン
ゲキサカ / 2017年11月19日 0時15分
[11.18 関東大学1部L第22節 流通経済大3-1慶應義塾大 味フィ西]
「まだ時間あるぞ!」「諦めるな!」。ゴール裏の慶應義塾大の応援席では、部員らが最後まで声援を送っていた。その中には、かつて愛媛FCにも在籍した近藤貫太(4年=今治西高)の姿もあった。
近藤は2012年に愛媛ユースから慶大へ進学。同級生にはMF端山豪(現・新潟)らがいた。しかし13年夏の総理大臣杯を最後に海外挑戦を決断。ただ交渉はまとまらずに14年1月に、“古巣”である愛媛FCと契約し、Jリーガーとしてのキャリアをスタートさせた。だが2年間でリーグ戦24試合に出場して2得点を記録したが、2年目の夏場以降は出場機会を失い、12月に契約満了で退団することになった。
そして慶大には16年春に復学。わがままを許してくれた須田芳正監督には感謝してもしきれない思いがある。「慶應に帰ってこれたのは須田さんのおかげ。とにかく須田さんがOKと言わなかったら、仲間と出会うことも出来なかったし、自分自身も人として成長できなかった」。だからこそ、この2部降格という結果に責任を感じている。「はっきり言ってこの結果は僕の責任だと思っている。ピッチで恩返しすることが出来なかったけど、どういう形であっても須田さんが与えてくれた2年間に必ず感謝しないといけない」。
波乱万丈のサッカーキャリアは大学卒業と同時に終止符を打つ。来春からはサラリーマン生活がスタートする。「恩返しが社会人で活躍することになるかは分からないけど、須田さんへの感謝を感じながら生きていく義務がある」。近藤の恩返し人生はまだまだこれからだ。
(取材・文 児玉幸洋)●第91回関東大学1部L特集
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