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辛勝のレアルにジダンも「説明できない」、議論の的“VAR”にも言及

ゲキサカ / 2017年12月14日 19時26分

思わぬ苦戦にジネディーヌ・ジダン監督も困惑

 FIFAクラブワールドカップ2017の準決勝が13日に行われ、欧州王者のレアル・マドリーが開催国王者のアルジャジーラ(UAE)と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。

 序盤から攻め続けたレアルは合計35本のシュートを放った。しかし序盤はGKアリ・ハセイフのビッグセーブとビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により得点はなかなか生まれず、逆に前半41分には失点を食らう。後半8分にFWクリスティアーノ・ロナウドが待望の得点となる同点弾を決めると、同37分には途中出場のMFガレス・ベイルが逆転決勝点を決めた。

 なかなか得点が生まれなかった要因について、ジネディーヌ・ジダン監督も説明に困った。13日、スペイン『アス』がコメントを伝えている。

 決勝点を決めたベイルについて「彼については嬉しく思っている。違いを生み出していたね。(得点は)ふさわしい結果だ」と称賛。しかしそれまでの道のりを聞かれると、「前半戦は私たちの思うような展開にならなかった。なぜあんなにチャンスがあったのに得点できなかったのか、説明できないよ」と答えに窮した。

 相手チームとの戦いを振り返り、「そうだ、私たちは苦しめられた。だがサッカーではこういう試合もある」と内容を引きずらないジダン。「うまくいかなくても、できるかぎりプレーしなければならない。難しい試合だったよ」と語った。

 またこの試合では、今季のサッカー界を揺るがしている最新テクノロジーが改めて注目されることに。一度はオフィシャルによって認められたMFカゼミーロのゴールがVARによってノーゴールになると、アルジャジーラ側もVARによってゴールを取り消された。

 一部では「サッカーではなくなる」との批判も多く、いまだ議論の的になっているVARについて、ジダンは「あるものは仕方がない。うまく適応しなければならない。遅すぎると感じることもある」とルールには従いつつ、不満点も吐露した。

 初戦で苦しめられたレアルだが、決勝進出を決めた。タイトルホルダーの指揮官は「これで決勝のことを考えられるようになった」と一安心。「まずは回復に励み、それからタイトル防衛について考えていきたい」と気持ちを切り替えた。
●クラブW杯2017特集

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