森保ジャパン、ウズベキスタンに4失点完敗…初の公式大会はベスト8で散る
ゲキサカ / 2018年1月20日 1時9分
[1.19 AFC U-23選手権 U-21日本0-4U-23ウズベキスタン 江陰]
AFC U-23選手権グループリーグ準々決勝が19日に行われ、U-21日本代表がU-23ウズベキスタン代表と対戦。前半だけで3点のリードを許す苦しい展開となった日本は、後半にも1失点を喫して0-4の完封負け。森保ジャパン初の公式大会はベスト8で敗退することとなった。
3連勝で決勝トーナメント進出を決めた日本は、16日の第3戦北朝鮮戦から先発10人を入れ替え、この一戦を迎えた。システムは変わらず3-4-2-1を採用し、GKに小島亨介(早稲田大)、最終ラインは右からDF原輝綺(新潟)、DF立田悠悟(清水)、DF古賀太陽(柏)、ボランチにMF井上潮音(東京V)、MF神谷優太(愛媛)、右アウトサイドにMF藤谷壮(神戸)、左にMF遠藤渓太(横浜FM)を配置し、シャドーにMF高木彰人(G大阪)、MF岩崎悠人、1トップにFW田川亨介(鳥栖)を並べた。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤からウズベキスタンにボールを保持される展開となるが、3バックの原、立田、古賀らを中心に攻撃をはね返し、自陣深くまで簡単にはボールを運ばせない。前半22分にはPA内からFWウリンボエフに左足シュートを放たれたものの、小島がきっちりと正面で受けてゴールを許さなかった。
しかし、ボールを奪ってもウズベキスタンの高い位置からのプレッシャーに苦しみ、なかなか攻撃の形を作り出せない。前半28分には最終ラインから運ぼうとした立田がボールを奪われ、その流れからMFハムダモフまでフィニッシュまで持ち込まるも枠を外れて難を逃れ、同30分にはMFガニエフにミドルシュートを枠内に飛ばされるも小島が弾き出してゴールを守る。
だが前半31分、CKの流れからゴール前が混線になると、PA外に落とされたボールに反応したMFシディコフに鮮やかなシュートを叩き込まれ、ウズベキスタンに先制を許してしまう。さらに同34分には、井上のバックパスを受けようとした立田がボールを奪われると、ハムダモフに冷静にゴールに流し込まれ、リードを2点差に広げられる。ウズベキスタンの猛攻は止まらず、同39分には右からのサイドチェンジを受けたMFヤフシボエフに個人技で左足シュートをネットに突き刺され、前半だけでリードは3点差に広がった。
前半のシュート数をゼロで終え、0-3とリードを許したまま後半を迎えると、高木と岩崎に代えてMF三好康児(札幌)とFW旗手怜央(順天堂大)がピッチへと送り込まれる。しかし、流れは変わらず、同2分にPA内でヤフシボエフに古賀がかわされてネットを揺らされ、リードは4点差に。同4分には中央突破を試みた三好が、ようやくチーム初シュートを記録するが、ボールはゴール左に外れてしまった。
その後もウズベキスタンの攻勢を受けるが、後半9分のヤフシボエフのシュートがポストを叩くなど辛うじて追加点を許さず。しかし、相手のプレッシャーに苦しんでパスをつなげず、敵陣深くまでボールを運ぶ回数は限られてしまう。後半23分には井上に代わってMF伊藤洋輝が投入されるが、流れを変えることはできず。同4分の三好のシュート以降、フィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いた。
後半31分には遠藤の折り返しから田川が左足シュートで狙うも枠を捉え切れず。最後までゴールを狙ったチームだったが。得点は生まれないまま試合終了のホイッスルが吹かれ、0-4の完敗で大会から姿を消すことになった。
(取材・文 折戸岳彦)●AFC U-23選手権2018特集ページ
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