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「ほんの少しの運を…」原口元気が考える“究極”のスパイク

ゲキサカ / 2018年2月2日 12時0分

「ほんの少しの運を…」原口元気が考える“究極”のスパイク

 “スピード”をテーマにナイキが開発したスパイク『マーキュリアル』。目の前の相手を“はがす”プレーを武器とするFW原口元気にとって、「スピード」とは何か。そして「マーキュリアル」を履く意味とは。

―これまでいくつものスパイクを履いてきた原口選手でも、ニューモデルに足を通した瞬間はテンションが上がりますか?
「もちろんです。僕は小さい頃からスパイクが大好きで、新しいモデルが出るたびに両親にねだったりしていました(笑)。今は、新しいモデルが出ると所属チームに送られてくるんですよ。そのたびに嬉しくなっちゃいますね」

―ちなみに最初に『マーキュリアル』を履いたのはいつでしたか?
「2004年だったと思います。真っ青なカラーのマーキュリアルで、自分で買いに行きました。当時、浦和レッズでプレーしていた永井雄一郎さんが履いていたんですが、“真っ赤なシャツに真っ青なスパイク”の組み合わせがすごくカッコよくて真似しました。初めて履いた瞬間に『軽い!』と驚いたことを覚えています。歴代の中でも、あのスパイクのことは強く印象に残っていますね」

―歴代モデルの中で他に印象に残っているものは?
「紫のマーキュリアル。マーキュリアルはカラーで覚えているんです(笑)。プロになって3年目だったと思います。それまではほとんどゴールを取れなかったんですけど、あの時期はちょうどゴールをたくさん決め始めた時期で。すごく調子が良くて、気に入っていました。1年くらいずっと履いていたんじゃないかな」

―マーキュリアルはスピードをテーマに開発されたスパイクです。原口選手にとっても大きな武器の一つですね。
「僕の“仕掛けるプレースタイル”を実現するためには、このスパイクしかないと思っています。ドイツでプレーするようになってから強く感じているんですが、やっぱり向こうはプレースピードが速い。その中でも僕はスピードで勝負しているし、スピードが出なかったらどうやってプレーすればいいのか分かりません。やっぱり、攻撃の選手は相手選手との1対1に勝たなくちゃいけない。相手を振り切らなきゃいけない。だからこそ、スピードは不可欠だと思います」

―スピードを自分の武器として自覚するようになったのはいつ頃のことでしょう?
「単純に走るスピードは、それほど速くなかったんです。でも、ユースの頃にドリブルに入ればスピードが上がると感じるようになって、それ以来、自分の武器としてちゃんと認識するようになった気がします。今はトレーニングによって単純に走るスピードも上がっているんですが、当時は特に、ボールを持った瞬間のスピードを意識していました」

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