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[MOM2481]清水ユースFW山崎稜介(2年)_デビュー戦でハットトリック!! 苦しむ王国を救ったゴールゲッター

ゲキサカ / 2018年4月23日 23時50分

 2-2で迎えた後半43分、相手の連係ミスに乗じて裏に抜けたFW齊藤聖七(3年)がPA内右を走ると、鋭い動き出しでゴール前へ。「マイナスで受けようと思ったけど、相手にコースを消されたので、動き直して……」(山崎)。折り返しはGKの股を抜く絶妙なコースだったが、見事なポジショニングで決め切り、開幕2連敗脱出のシナリオを一人で演出した。

「FWなので、点が取れてうれしい」。試合後、想像以上のデビュー戦を率直に振り返った山崎だったが、浮かれた様子は見せなかった。清水エスパルスジュニアユース3年時には全国3冠に輝き、冬の高円宮杯U-15大会で得点王を獲得するなど、“黄金世代”を牽引していた有望株。しかし、ユース昇格後はなかなか出番が得られず、そうした昨季1年間の下積み経験が油断の怖さを教えてくれた。

 目標に掲げるのは、かつて同じエンブレムを胸に戦っていたFW岡崎慎司(レスター・シティ)。「泥臭くゴールを狙うところ」というだけでなく、与えられたワンチャンスを生かせる気持ちの強さにも、偉大な先輩との共通点がありそうだ。「自分一人じゃ何もできないし、今日の勝利をこれからにつなげていけるように頑張りたい」。“感覚”を持つ王国のゴールゲッターが、ここに大きな一歩を踏み出した。

(取材・文 竹内達也)●2018高円宮杯プレミアリーグEAST特集

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