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激闘から一夜…△以上でGL突破決まる最終戦へ大迫「勝ちに行く覚悟が必要」

ゲキサカ / 2018年6月25日 21時53分

セネガル戦から一夜明け、ベースキャンプ地のカザンで調整するFW大迫勇也

 24日のW杯グループリーグ第2戦でセネガルと2-2で引き分けた日本代表は試合後、エカテリンブルクを出発し、同日深夜にチャーター機でベースキャンプ地のカザンに戻った。一夜明けた25日午前には全23選手がトレーニングに参加。セネガル戦に先発した11人はウォーキングやストレッチなど軽めの調整となり、控え組はボール回しなどで汗を流した。

 セネガル戦に1トップで先発したFW大迫勇也(ブレーメン)はあらためて試合を振り返り、「そんなに甘くないなと思った」と、勝ち切れなかったことを悔やんだ。「チャンスはあったし、決め切らないといけないシーンもあった。次はしっかり決められるようにしたい」。大迫にとって最大のチャンスは後半16分。MF柴崎岳が右サイドから入れたグラウンダーのクロスに飛び込んだが、わずかに届かなかった。

 19日のコロンビア戦(2-1)に続く2試合連続ゴールはならなかったが、体を張ったポストプレーで日本にチャンスをもたらし、セネガルのアリウ・シセ監督にも「(日本には)15番の選手(大迫)がいた。我々のDFに大きなプレッシャーになっていた。なかなか抑えられなかった」と言わしめるほどの存在感を見せつけた。

 チームとしても2度追い付く粘りを見せ、最後まで勝利を目指して戦ったが、勝ち越すことはできなかった。それでも2試合を終えて1勝1分の勝ち点4という結果には「普通に戦えば日本より実力が上の相手に対して、(勝ち点)4取れているのは素直にプラスに考えるべき」とポジティブに受け止めている。

 中3日で迎える28日のグループリーグ最終戦では、すでに敗退の決まったポーランドと対戦する。日本は引き分け以上で自力でのグループリーグ突破が決まるほか、ポーランドに敗れた場合でも、セネガル対コロンビアの結果次第では決勝トーナメント進出の可能性がある。

 しかし、「ポーランドも気持ちを切り替えてやってくると思う」と、失うもののなくなった第1シードへの警戒は緩めない。「ポーランドはうまくいってないとは思うけど、一流の選手が集まっている。いつ調子が戻るか分からないし、調子が戻れば、いいプレーをする。油断は許されない」と表情を引き締めた。

 引き分け狙いも考えていない。「勝ち点1を取りに行こうと言って、勝ち点1を取れる力が今の日本にあるかと言ったら、それは難しい。勝ちに行く覚悟が必要だと思う」。過去2戦同様、あくまで勝利を目指し、2大会ぶり3度目となる決勝トーナメントへの切符を勝ち取るつもりだ。

(取材・文 西山紘平)
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